実家に用事があったので、電話をかけた。
そうしたら甥っ子(小学三年生になりました

)がでた。
姉の携帯電話にかけたときに甥っ子がでることはあるが(発信者がわかるから)、家の電話に甥っ子がでたのははじめてだったので、ちょっと驚いた。
私が用事があったのは母(私の)だったので、つい、
「お母さんいる~?」
と、聞きそうになって、ふと気付いた。
「お母さん」とは彼にとって私の姉のことである。それは違う。(いいんだけど)
では「おばあちゃん」か。
いや、我が実家では「おばあちゃん」は、父の母、つまり甥っ子にとっては曾祖母(私の祖母)になってしまう。それも違う。
わかってんねんで。
「『ばあば』いる?」
て聞けばいいっていうのは、頭ではわかってんねんで。
でもなんというか、その「ばあば」という言葉に何故か抵抗があるというか、とっさにでてこないのね。私の文化圏にない言葉だから。
その躊躇している間に、甥っ子は極めて冷静に、
「何ですか?」
と聞いてきた。
何だー! その他人行儀な態度はー!アタシはねー、アンタが産まれたときから知ってて、アンタが生まれ落ちた瞬間、産科の先生がアンタの首根っこ掴んでグワシっと片手で掲げ上げられてる(「ライオンキング」のシンバみたいな感じで)ポラロイド写真をその場で見せられて、
「うわ!」
と思わず言ってしまったぐらいのときから知ってるんだぞー!
出産の感動をその場で伝えたくて、友達に電話したら、
「ごめん今先輩とラーメン食べてるから後にして」
と言われたんだぞー。
(その友達とはどうもタイミングが合わなかったみたいで、店で会計中に『・・・今、富士山の頂上・・・グスッ・・・来てよかった』という、えもいわれぬ温度差の電話がかかってきたこともあった。知らんがな。小銭ださせろや)
その甥っ子の「何ですか」に動揺して、
「何? 何? あやちゃんだよ」
と捨てられる前の女のような台詞を吐いてしまった。
(「分かってるよ」と言われた)
よその子の成長はほんと、早いよ。
気をつけたほうがいいよ!
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本当によその子の成長は早いものですよね!
あたくしの母方の従姉妹の息子はもう高校生になりました!
以前会った時は、まだ小学校低学年で小さくてかわいかったのに、送られてきた高校入学の日に撮られた写真の中のあの子は見知らぬ男子高生になっていました。
ずっと野球部だったので坊主頭になっていました。
行けるかどうかはわからないけど、甲子園にお母さん連れて行くのが夢というかわいいヤツです。
みなみちゃんじゃなくてお母さんと言うあたりが母子家庭育ちの一人息子としては、上出来と思うあたくしは叔母バカです(笑)
百合華さん、コメントどうもありがとうございました。
おお!コーコーセー!! 高校球児!!
ほんとによその子というのは地球人なのでしょうか。
成長速すぎて、ほんとは地球外生命体なんじゃないかと睨んでおります。
甲子園にお母さんを・・・誰もが持てるわけではない、素晴らしい夢を一番大事な人と共有できるなんて、彼は幸せ者ですね。お母様も・・・
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