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空気読めない子ちゃん 

「俺にだって悩みはあるんだよ」
そう言われた。
続けて、彼は自分の背中を押さえてこう言った。
「ここ、押して」
私は訳が分からないまま、彼が指し示す場所を押した。
「ニャー!」
猫の物真似だ。続けて彼は自分の胸を指して、
「ここ、押して」
と、また言った。再び訳の分からぬままそこを押すと、
「クルックー!」
今度は鳩の物真似をされた。
彼は実に嬉しそうに笑いながら、
「猫背と鳩胸。昔っから悩んでんの!」
と言った。
これは・・・
オヤジギャグ?
笑っとくとこ?
私は限りなく曖昧な笑みを浮かべながら
「へー・・・あははー」
と言うしかなかった。

そもそも、ちょっと空気が読めないところがある。ような気がする。

以前いた職場に赴任してきた管理職が、「リフレッシュデー」という日を設けた。水曜日のことだ。
「週の中日ぐらいは残業をしないで定時に帰りましょう」
という趣旨だった。
毎週水曜日になると、一日の日程を示すボードの一番下に「リフレッシュデー」の札が貼られるようになった。
貼るのはもちろん管理職で、職員が全員帰るまで管理職は帰れない建前になっていたから、もちろんリフレッシュデーは彼のための日でもあった。
私はこの「リフレッシュデー」をうすらぼんやりとしか認識していなかった。
元々「この仕事は時間内」「この仕事は時間外」とはなから分けて考えるくらい仕事がさばけなかったので、仕事は「残業ありき」だったのである。
それで残業し続けた。水曜日も分け隔て無く残業してた。
そうしないと仕事が回んなくなるから仕方がない、と思ってた。

毎週誰かは必ず忙しくて、どの水曜日も数人は残業していたから、「リフレッシュデー」は定着しないかのように思われた。

いつものように水曜日、残業をしていた私は、自分の仕事部屋からコピーをとるために、管理職がいる部屋にガツガツ入っていった。
不機嫌にコピーをとっていると、日程のボードに、朝にはなかった文字が書かれていることに気付いた。
「リフレッシュデー」の札の下に、管理職の弱々しい字で、

「早く帰る日」

と書き加えられてあった。
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[2006/07/26 00:24] どうでもいいこと | TB(0) | CM(0)

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