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愛の嵐スゴイよ「ジョージィ!」 

「『ジョージィ!(原作:井沢満 作画:いがらしゆみこ)』スゴイよ!」
と勧められて、コミックスを借りてみた。

「ジョージィ!」といえば、小学校低学年のときに「レディジョ-ジィ」という題名でアニメ化されていた。
そのときの記憶によれば、オーストラリアの輝く大地で太陽のように明るく天真爛漫な主人公ジョージィと、ジョージィの成長をあたたかく見守る兄二人の、アハハ、ウフフ的なほのぼのストーリーだったような気がする。

全然違った。

てか、これほんとにアニメでやってたの? いいの? 今だったらどっちかっつうと昼ドラ的な内容じゃない? ねえ、露ちゃん?
まあ、「まいっちんぐマチコ先生」がアニメ化されてた時代だからなあ・・・

↓↓↓以下ネタバレを含みますので隠します。↓↓↓
何が思い描いていた「ジョージィ!」と違ったかって、まず舞台が違った。
ジョージィの少女期は確かに舞台はオーストラリアなのだが、主な舞台はイギリス。霧の都ロンドンである。貴族社会で渦巻く陰謀、黒い密談、いやがおうにも物語はディープで残酷でドラマティックなものとなる。

そして登場人物が熱い。てか主要登場人物の一人アベル(兄一号)が異様に熱い。
ジョージィにはアベル(兄一号)、アーサー(兄二号)という兄が二人いるのだが、二人とジョージィは血が繋がっていない。
そいで兄二人ともジョージィのことを愛しているのである。

特にアベル(兄一号)は直情的で、本人は秘めた恋だと思っているが、ほとばしるパッションからその思いはバレバレである。

中高生男子の萌えシチュエーションに「可愛くて性格もいい天真爛漫な血の繋がってない義理の妹と俺」というのがあるが、(あだち充「みゆき」とかな)、アベル(兄一号)も同世代なのでいろいろと実践してくれていた。
・妹の下着姿にドキ☆
・妹を忘れるために船乗りに
・妹を忘れるために恋人作り
・雨宿りのための洞窟内で「少しだけ・・・このままで・・・」ジョージィ押し倒しの刑

謝れ! ずぶぬれで洞窟内に雨宿りをしたのにあたため合うことすら極限までためらった藤堂先輩と岡ひろみ(エースをねらえ)に謝れ!
あと、お前の妹はまだ14才だ!

アベル(兄一号)のジョージィへの思いがバレバレであるがゆえに、アーサー(兄二号)はジョージィの幸せのために(ジョージィはシドニー総督の孫息子ロエルに恋をしていたから)自分の気持ちを隠している。こっちは本当に上手く隠している。理性的な男である。

しかし、そんな兄二人の熱すぎる思いが、お母ちゃんにばれてしまう。
お母ちゃんにしてみれば流刑囚の娘と分かっていて拾ったものの、自分の子同然に育てこの家から嫁に出そうと思っていた娘を、
実の子二人が愛しているという事態を知ったらそりゃ混乱するさ。しかもその愛もストイックなものじゃなくて「超・女として見てます」という生々しい感じなのだ。そこがいいんだけど。

そんなわけでお母ちゃんは一時の気の迷いでジョージィに酷いことを言ってしまい、家から追い出してしまう。
ジョージィはその後なんだかんだあって死にかけたりするが(割愛)、結局自分の出生の謎を解くために、単身イギリスに渡るのであった。

当然、アベル(兄一号)はすぐに後を追う。いっそ気持ちいいくらいの決断力。
しかし、アーサー(兄二号)は家にとどまる。ジョージィに酷いことを言ってしまったうえに家を出るほどに追いつめてしまったと自責の念に駆られたお母ちゃんが病に伏せってしまったのである。
治療の甲斐なくはかなくなってしまうお母ちゃん。母を失い、兄を失い、妹を失い、最愛の家族を全て失った悲しみにうちひしがれるアーサー(兄二号)。

そんなアーサー(兄二号)の悲しみも知らず、アベル(兄一号)はシドニー総督の息子ロエルと心を通わせていたジョージィを見つけ出し、
「アイツはお前を不幸にする」
と別れを迫る。恐怖新聞並みに迫る。
ロエルには婚約者である貴族の姫君エリーズがおり、貴族でないロエルの家にとってはそれはなくてはならない婚姻だった。
エリーズと別れられないロエルにジョージィを幸せにできるはずがないと強く出るアベル(兄一号)。嫉妬なのか兄としての心配なのか。
一番祝福して欲しい人に愛を否定されてジョージィの心は千々に乱れるが、ロエルの決断により、二人は駆け落ちする。

しかし、やはり貴族同様の暮らしをしていたロエルには、田舎暮らしは無理だった。
ジョージィには美しく楽しく映るものが、自分にはそうは映らない・・・価値観の違いに気付き、戸惑うロエル。
しかもなんだか分かんないが病気になったロエルは日々衰弱していく。
必要なのは薬、そしてお金。
ジョージィはロエルとの愛よりもロエルが生きていてくれることを選択し、ロエルを婚約者エリーズの元に返すことを決意する。

一方、アーサー(兄二号)も、お母ちゃんの死後ロンドンに渡ってきてた。
しかしケインという偽名を使い、貴族の子息として振る舞うアーサー(兄二号)。
実はアーサー(兄二号)は少年愛(ホモ)の貴族の慰み者として、麻薬漬けにされていたのだ。
てかこんなのいいの? 少女漫画だよ? どうなの? 露ちゃん?
ジョージィとアベル(兄一号)が親族だと分かると彼らに危険が及ぶと思って必死に地獄に耐えるアーサー(兄二号)

アベル(兄一号)はアベルの居場所を突き止め、何とか助け出したいと考える。

そして偶然ジョージィは実の父と再会し、父親も麻薬の密輸について調査していることを知る。

それで、アーサー(兄二号)を救うためにジョージィたちは計画を練り上げる・・・
アベル(兄一号)と過ごすうちに、彼への愛に気付くジョージィ。よかったなアベル(兄一号)。

そいで色々あって(割愛)、衝撃のラスト。

大分割愛したのでアレなんだが、衝撃の出来事が多すぎて、ショックで小刻みにしか読めなかった。
「きょ、今日はここまでにしといてやるか」
みたいな。
しかもあらかじめ借りる前にあらすじを(衝撃のラストまで)聞いていたのにも関わらず。

「ジョージィ!」スゴイよ!

※※※
作中にアベル(兄一号)が飼っているオウム?が出てくんだけど、やたら
「ジョージィ!」
って喋るのね。
それはジョージィを捜すためにアベル(兄一号)が覚えさせた言葉だからいいんだけど、たまに
「ジョージィ! アイシテル!」
って喋るのね。
すごい悲しいシーンでもそう喋ってて、悲しいは悲しいんだけど、

おめ(アベル)、家でも一人でそんなこと言ってんのか? 他に何かないのか?

と思うと、ジョージィ、重くないかな、大丈夫かなって、ちょっと心配になった。
桃太郎(「ムカシムカシ、オジイサントオバアサンガ・・・」)とかさ、あるじゃん、色々・・・
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[2006/07/13 13:10] どうでもいいこと | TB(0) | CM(4)

レディ・ジョージィ・・・そんな話だっけ?
あれだよね、動物とたわむれたりとかしてたよね?
あ、でも下着姿にどきどきっていうシーンはなぜか覚えてます。(←ませた子供だったもので)
それにしても、読みたい気持ちがむらむらとわきあがってきました。マンガ喫茶にこもるかな。
[2006/07/13 13:26] こぶへい [ 編集 ]

こぶへいさん、コメントありがとうございます。
>あれだよね、動物とたわむれたりとかしてたよね?
そ・・・そうでしたっけ?(記憶なし)
オーストラリアだから、コアラとかでしょうか。
ブーメランを投げてた印象はやたらあるんですけれどもね。オーストラリア、スゲー国だなって思ってました(笑)
コミックスを私に貸してくれた人は最近コンビニで買ったって言ってました。
お近くの漫喫になければコンビニへどうぞ~
ディープな世界へどうぞ~
[2006/07/13 22:34] あや [ 編集 ]

初めまして
原作では母親に優しく抱きしめられた事がないと
冷たかったですね。
心の何処かで流刑囚の子供と言う蔑みがあったのでは?
アニメでも流刑囚の子供なんて縁起悪いと、引き取って育てるの反対してました。
[2015/10/17 07:36] ミント [ 編集 ]

初めまして。
ミントさん、コメントどうもありがとうございました。
(ごめんなさい2006年の記事で記憶が曖昧になっております)
お母さん、冷たくあたってしまう人でしたね。
子どものころアニメで観たときはすごく嫌な人と思っていましたが、自分もオバチャンになってみると、なんかこう・・・
お母さんの気持ちもちょっと分かるよ・・・というか、本来すごく愛情深い人なのだけれど万人にその愛情をかけることができない(ジョージィに対しては特に)ことに葛藤して人のように感じました。
子どもに罪はないっていう理性と、流刑囚の子どもに対する嫌悪感とずっと闘ってたのかなあ
[2015/10/20 23:23] そううつだもの あや [ 編集 ]

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