効果的な語り口ってあるじゃないですか。
ブログの切り口だと読む人の興味を引くような斬新な例えを使ったりとか、時事問題にムリクリ絡めてみたりとかしたいじゃないですか。
でも、今日、そういう小細工とかレトリックとかを超越する出来事が起こってしまいましたのでもうそんなことどうでもよいです。
人間、あんまりビックリすると頭真っ白になるんだす。
なのでちょっと何が起こったのか分かんないのでありのままに話すぜ・・・
今日昼前に、へいちゃん(学生時代からの友人)が息子くん3才と娘ちゃん1才を連れて遊びに来てくれた。
へいちゃんは我が家が内容的に貧しい欠食児童なのか? あ? というような食生活を送っていることを知っているのでいつも美味しい家庭料理を作って持ってきてくれる神のような友人である。
今日も豆の炊いたのとか、いりこをアレしたやつとか、切り干し大根(自作!)とか、明らかに我が家に不足しているものを持ってきてくれた。
ありがとう! へいちゃん。旦那大喜びです!
で、それはそれでちゃちゃっと我が家のタッパーに入れ替えて(夜用)、お外にランチに行くことになった。
悲劇はそこで起こったのねん。
あんまり詳しく書くとアレなんで、まあ美味しく食事をいただいたと。
で、会計のとき、お店の方(絶対私たちより年上)とちょっとした雑談というか、へいちゃんは子連れなので、
「かわいいお子さんですね」
とか
「おいくつですか? あっ、一番可愛いときですよね~」
みたいな感じになった。
そしてそのお店の人が私に向かって、
「おばあちゃんですか?」
と聞いてきた。
おばあちゃんだと思った? 残念! さやかちゃんでした!
ではなく。
私は確かにヨロヨロボロボロしておりますし貧相な顔つきではありますが、
イヤラシイ話、自慢ではないが年齢よりかなり若く見えることには定評のある3年の池上である。
池上なので今年は井川遥でいこうとすら思っていたくらいなのである。
箝口令を布いているので仕方がないという向きもあるが、ワタクシ実はまだ、
「おばちゃん」「おばさん」
と呼ばれたこともないのである。おばさん処女。呼ぶような相手もいないけどな。
そして決して口には出さないが、アタシさえその気になればまだまだ短大生でもイケル! と思うときもあるくらいなのだ(流すところ)
それが「おばさん」を一足飛びに飛び越えて「おばあさん」・・・
処女は守ったけど尻はやられた・・・そんな気持ちである。気持ちである・・・とか書いているけど頭の中は真っ白である。
「さやかちゃんですよね」って聞かれるくらいだったら「フリーザさまですよね」って聞かれたほうがまだボケのバリエーションが豊富だったのに・・・あっ、さやかちゃんとは呼ばれてなかった。
とにかく、自分がなんて答えたか覚えていない。多分、
「おばあちゃんじゃないです」
ってマジレスしたんだと思う。
あれはなんだったんだろう・・・
皆口に出さないだけで、実は私はものすごく老けているのだろうか・・・
何だろう・・・意味が分からなすぎてこの感情に名前が付けられない・・・
怒り・・・怒りって認めたら自分がおばあちゃんぽいことを認めちゃうことになっちゃうじゃん!(←やはり怒ってはいるらしい)
ただただ、不思議で、衝撃的な出来事であった。
でも、ランチはめちゃ美味しかったのでそのお店にはまた行く。
あと2回は確実に行く。
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以前、1度だけお店におじゃましました(無理やりうさぎを連れ帰ってしまいました

)
『cacao』さんに編み物小物置いてもらっています
Repoと名のっているものです。
『おばあちゃん』あり得な過ぎてついコメントしてしまいました。
はい。『短大生』に1票です( ̄∀ ̄)
『それでも行きたいランチ屋さん』気になります。
[2012/01/17 08:31]
Repo
[
編集 ]
ひどい・・・
一晩考えた私の結論(笑)は、
ここはお友達(へいちゃんさん)にがんばってほしかった。
彼女が「友達です!」とフォローしてくれていれば、店員はぎゃふんとなったはず。
もし次回その店に行くのなら、旦那さんとラブラブなとこを見せつけてやりなさいまし。
[2012/01/17 14:16]
多摩雄
[
編集 ]
あのう、彼女だけでなく私も含めて「おばあちゃん」だったのです。
孫と娘、祖母 ではなく。
おばあちゃん おばあちゃん 孫二人 みたいな。
ええ、真っ白ですよ 頭ん中・・・
[2012/01/18 22:59]
hei
[
編集 ]
>へいちゃんさん
大変失礼いたしました。
よく事情もわからず、勝手なことを申し上げてしまいました。
本当に申し訳ありません。
[2012/01/19 01:40]
多摩雄
[
編集 ]
いろんな意味で衝撃的でした!
私もあやさんとほぼ同い年なので、「おばあちゃん」って(笑)
あと、あやさんの鮮やかな文章に心鷲掴みです♪
私も躁鬱で写真好きです☆また遊びに来させてくださいね~!
[2012/01/19 05:34]
うずまきねこ
[
編集 ]
へいちゃんもあやさんも、お子たちにやさしーいまなざしを向けてたのでは?
あたくしは外に出るとガミガミガミガミ・・・。
食事の時は特にガミガミ度アップ
たいていの母親はちっちゃい子に対して「ガミガミ」やってるから、お二人の優しげオーラに店員さんが包容力を感じて、つい口が滑ってしまったのではと察します。
[2012/01/20 12:59]
むぎてん
[
編集 ]
>Repoさん
コメントどうもありがとうございました。
わー!Repoさんだ!! もちろん覚えております。
「もしかしてこっちのblogをご覧になって下さってるんじゃ・・・」
と思っておりました。もちろん私もRepoさんのblog
拝見させていただいております。
あのうさぎ(の、ぬいぐるみ)がもの凄く優遇されているのを見る度に、
「なぜぼろぞうきんのようなあの子が・・・」
と思っております。大切にして下さってありがとうございます。
お店は、姶良隼人国分地区ではあまりにも有名で、ホントにちょっとしたヒントで特定できてしまうと思うので、ヒントが出せません
多分Repoさんもいらっしゃったことあると思いますよ!
(鹿児島市内在住の私の母も知っているくらいのお店なので・・・)
>多摩雄さん
コメントどうもありがとうございました。
一晩も考えて下さってありがとうございます。
へいちゃんも頭真っ白だったみたいです。
へいちゃんと私は顔立ちが少し似ているので、しょっちゅう
「姉妹ですか?」
とは聞かれるのですが、新しいアプローチでしたねー。
あと、へいちゃんは全然気にしてないと思うのでお気になさらずに~
>heiさん
へいちゃんじゃーん。
お店の人はへいちゃんにも言ったのかなあ。
私は、へいちゃんは子どもたちの「母親」、で、私が「お祖母さん」という感じで喋ってると感じたんだけど・・・
でも、あまりにも頭真っ白だったよね。
私考えたんだけど、あのとき、実は2人とも本当は宇宙人に拉致されて、宇宙船の中で人体実験的なことをされてたんじゃないかと。
で、その記憶を消すための適当な記憶がアレだったんじゃないのかなと思いました。
だから今二人の頭の中には金属製のチップが埋め込まれているのである・・・
ってそのくらいの真相があってもいいくらい頭真っ白な出来事だったよね!
※※
長くなったので一旦切ります~
>うずまきねこさん
はじめまして。コメントどうもありがとうございました。
そう、生きるって衝撃なんだな! って感じました。
でも、一晩経ったら、
「よく考えたらさー、アタシがおばあちゃんに見えるわけないじゃーん

」
と吹っ切ることができました
写真お好きなんですね! どうぞいつでも遊びにいらして下さい。
>むぎてんさん
コメントどうもありがとうございました。
ああ! ここにいらっしゃるじゃないですか! 私のこともへいちゃんのこともリアルで知っている方が!!
むぎてんさんの仰るとおり、へいちゃんの子育てには「~しなさい」とか「早く~」とかいう言葉が全く出てこないので全体的にまったりした雰囲気だったのかもしれません。
そ・・・それが周りから見たらババくさく見えたのかもしれません。
ところで、
>つい口が滑ってしまったのではと
ここ気になります。やっぱ、うちらババくさいですか?! ババくさいですか?!(笑)
私もつい口が滑っちゃったのさ・・・

って
この辺で退場します。
おやすみ、おやすみ、おやすみいぃ~
[2012/01/20 21:35]
むぎてん
[
編集 ]
>むぎてんさん
..._| ̄|○...<これは落ち込んでるとかじゃなくて、風化の練習だから・・・!
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