これは「快獣ブースカ」の目覚まし時計。旦那の所持品である。 旦那が私とおつきあい的なものをする前から愛用してるので少なくとも12年以上前の品物である。  かわいい? そう。 でも私の目にはこう見える。  これでも加工を控えたぐらいである。 これは、私の目覚まし時計史上最凶の目覚まし時計なのである。(あまりにもうるさすぎて、目が覚めたときに再起不能なまでにボコボコに 壊してしまっていた壊れていた「バトル目覚まし(正式商品名)」を除く) このブースカ、目覚まし時計だから仕方ないのかもしれないのかもしれないが、超声がでかいのである。音量がどうとかいう問題じゃない。 で、そのでかい声で歌い上げる。 「ボークはブースカブー ♪ 人気者ーぉぉっ!!!! ラーメン食べさせてよ、30杯でいいからさ」↑イラッとくる。 寝ている耳にいきなりの俺人気者発言。しかも朝からえ・・・何・・・? ラーメン・・・? 朝から? もたれないの? てかこっちまだ寝てるんですけど! 奥様たちだって寝ているときに向井理がいきなりやってきて、 「俺って朝ドラもやったし今も連ドラ主演。だから冷蔵庫のクリアアサヒ飲んでいいだろ?」 って奥様が起きるまでひたすら毎朝言われ続けたら、 「帰れ! んでもう来んな!!」 って言いたくなるデショ。んで、無言でクリアアサヒ飲んだら帰るんだよ。 一応動画にも撮ってみた。(※音出るので注意) これをできれば眠たくて眠たくて君のこと思う夜に最高音量にして30回ぐらい連続で聞き続けて欲しい。そしてみんな不幸になればいい。 で、私ももの言わぬ嫁ではないので、旦那に、 「私はこのブースカで起きたくありません。どうかご考慮を」 と懇願した。 旦那は、 「え? なんで?」 とそりゃブースカと気も合うでしょうよという呑気さでこちらの必死の訴えを理解はしてくれなかったが、目覚ましとして使うことはやめてくれた。 で、インテリアとして再活用。 ええーというか、ナイナイナイというか、もうその頃には私はこのブースカオレンジが目に入っただけで怒り&イライラのスイッチが入ってしまう状態になっていたので、こっそり回収。 そしてこのブースカ、なぜか頭頂部の角(?)の部分を押しただけ、というか触っただけで、 「ボークはブースカブゥー ♪」と歌い出してしまうので電池も抜き取っておいた。 しかし敵(旦那)もさるもの。 いつの間にかブースカを探し出して、私の目につかないところにこっそりと置いているのである。しかも電池入ってるし。どんだけお気に入りだよ。 この、電池抜き取り&隠蔽 VS 電池入れ込み&こっそり展示 のバトルは水面下で数回行われたが、一応妻である私が折れる形で、 「私の目に入らないところに置くのだったらOK、ただし絶対まかり間違っても鳴らすな」 という明文化されない掟の下に旦那の管理下に置かれることとなった。 そして、あの悲劇が起こったのであった。 わたくしども夫婦は一昨年の夏、鹿児島市からここ姶良市に引っ越して参ったのでござる。 そのときも私は体調が思わしくなかったので、引っ越しの準備は旦那とうちのお母ちゃんが殆ど行ってくださった。 引っ越し当日。 荷入れ。 引っ越しトラック出発。 で、我々は最終の掃除やら大家さんの立ち会いチェックやらを済ませた後に姶良市に向かった。ので、これは引っ越し業者さんから聞いた話である。 トラックが出発してからほんの数分後。 何の衝撃が災いしたのか全く分からないが、アイツのスイッチが入ってしまったらしいのである。 車内に響き渡る、ネバーエンディングな 「ボークはブゥースカブゥーゥゥ ♪ 人気者ーぉぉっ!!!! ラーメン食・べ・さ・せ・て・よ、30杯でいいからさァ!」のブースカ全力の声。 鹿児島市→姶良市、その日超混んでたので1時間ちょっとぐらい。まさにブースカリサイタル60ミニッツ。 この段ボール群の中のどれか一つにヤツがいる・・・だがそれを探すことはできない。(お客さんの荷物だから) 願わくば、スイッチが入ったときのように何らかの衝撃でOFFボタンが押されて欲しい・・・ それか電池切れて・・・ 彼らの願いむなしく、何らかの衝撃が起きることもなく(渋滞だから)、電池も切れることはなかった・・・ 「地獄・・・地獄でした・・・何度箱を開けようかと思ったか・・・ 発狂するかと思った・・・(引っ越し業者さん談)」 業者さんの話を、旦那は「わー大変でしたねー」とめっちゃ笑顔で聞いてた。鬼や! アンタ鬼やで!! (アタシは平謝りでした) そんなブースカが、最近、旦那のベッドの下で発見された。 私は今他人(?)と一緒の部屋で眠れる状態ではないのでキッチンで寝ているのだが、家中どこにいてもブースカの声だけは感知できる自信がある。(←難聴なんじゃ・・・?) 旦那にそれとなく聞いてみたところ、 「もう明日は起きられないかもしれないというくらい疲れているときに、『これを使うときは、どんなことがあってもブースカが鳴る前に起きなければならないさもなければあや子が』という最終兵器的な意味で置いてる」 ということだった。 恐怖の快獣ブースカ目覚まし。ほんとにカワイイか? コレ
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冴えない日々・・・(精神的に) 腸冴えない日々・・・(精神的に) 起きてまず第一番に思うことが、 「××たい・・・」(ピー入りましたー) とかね。もうね。 そんなファッキンな毎日を送っている私だが、最近やっと分かってきたことがある。 ここ数年、肝斑なのかシミなのか判断がつかずに悩んでいた頬のそばかす状の色素沈着が、どうやら肝斑ではなさそうであるということが分かってきたということである。 まあ育ってきたってことだけどな! 様子をみてたって言えばいいのかな! 多分だけど 老人性色素斑(フツーのシミ) である。 いいじゃん思う存分美白に集中できるじゃん!! あれこれ思い煩わずにすむじゃん!! しかもフツーのシミは、レーザーで一発で取れるしな!!
臥龍梅で有名な薩摩川内市の藤川天神に行ってきた。    ま、でもぶっちゃけ咲いてたか咲いてなかったかと言えばまあもう全くもって咲いてなかった。  ←真実の姿 そのうえ我々が行った日は雪が舞っていた。(雪舞う風景は撮影失敗) 寒いな! 薩摩川内市!!  ツンがいた。(西郷さんの犬でおなじみ) めっちゃイキがってんなツンよ、と思ったが中村晋也の作であったのでイキがってよし! と許可。 西郷さんの写真資料は残ってない(もともとない?)らしいからツンも資料なしだと思うのだが、やはりその辺の薩摩犬をモデルに作ったのだろうか。 その辺にお手軽に薩摩犬、いないけど。(ツンに対する異常なる執着) あ、何でここにツンの像があるかというと、西郷さんが農家の人からツンをもらい受けるときに藤川天神を利用したかららしい。馬一頭と交換したらしい。     梅の花が咲くのは2月終わりから3月頭ごろかな~、と梅茶を売っていたおじちゃんの弁。 なんしか一回あったかくならないとどもならん感じであった。 でも150本の臥龍梅。咲いたらさぞ見事だろうと思う。 花の時期はなかなか難しいけど、見頃のときにまた来られたらいいなと思った。 多分、薩摩川内市には灰が降らないしぃ・・・(灰がついてない花を撮りたい)(いや灰が積もってても花は綺麗よ!) 旦那が 梅茶(さっきのおじちゃんのとこの)と 梅が枝餅をニコニコしながら買っていた。 そしてご機嫌にぴょんぴょこしていた。 旦那・・・君は本当に簡単だな・・・
すびばせん。 ここ2~3日急に激鬱なのでもしかしたらしばらく更新ないかもです。 つってもいつも開店休業状態なんすけど。 そして、とか言って明日更新するとかアリアリなんですけど。 なぜ今これを更新しているかというと、 「新しい記事を更新したあとに過去の記事についたコメントに返信する」 というマイルールがあるからです。(つまり下の記事に※返したい) 激鬱だが病院に行くほどではない! つかこういうときに病院がなんかしてくれることってあるか? ねーよ
恋の話じゃないんだけれど、バレンタインの話を。思い出したんで。 小学校2年生のとき、クラスに転校生がきた。コータくん。 転校生が来るような時期じゃなかったので、心がざわついた。 転校してきた男の子は、肌の色が少し浅黒くて痩身で、髪の毛がくるくるのくせっ毛だった。 どこか粗暴な感じで、ぶっきらぼうな喋り方や、下から睨み付けてくるような目つきが嫌な感じで、ちょいヤバ物件ぽい感じはした。 そのときのクラスの担任はおじいちゃん先生だったんだけど、急に授業中に教室を抜け出して行方不明になって近くの民家から発見される子がいたり(その子は年間で3~4回ぐらい逃亡したはず)、 ちょっとだけ体に不自由がある子がいたりと、なかなかバラエティに富んだクラスだった。 今考えたら、ベテランのおじいちゃん先生が「引き受けてた」みたい。 そういえばいきなり隣のクラスの先生がしばらくいなくなっちゃったときも、うちのおじいちゃん先生がそこのクラスの子を「引き受けて」しばらくクラスが80人学級になった時期もあった。あのときは教室が狭くて笑った。椅子半分こしたりとかね。 先生はコータくんを見ると、キラリと目を輝かせて、 「この子はいいぞぉ」 と言わんばかりにかわいがっていた。みんなのことをかわいがる先生だったけど、コータくんを早々にクラスで最も悪戯が好きで悪ガキで、でもなぜか男子のヒーロー的存在で女子の憧れの「2年2組の2大バカ(先生がつけた)」ユニットに入れ込んじゃって「お前たちは今日から2年2組の3羽ガラスだ」ってしちゃった。 3羽ガラスはみるみるうちに仲良くなっちゃって、生まれたときから同じ巣で育ったみたいにいつも一緒。 ますます「こっそりとする悪だくみ」はカッコヨクなり、先生に見つかってはお仕置きを受けていた。3人一緒に嬉しそうにね。 先生は「お楽しみ会」とか「誕生会」を頻繁に開くのが好きな怠慢教師だった。 そのときにする「プレゼント交換」が当然あたしらはめっちゃ楽しみだった。 決まり事があって、「プレゼント交換」の中身は、「家にあるものか手作りのもの」だった。 だから折り紙とか、便せん3枚とか。香りのついた消しゴムとかだったらめっちゃアタリだけどまあそんなの入れる子いない。 だけどコータくんが転校してきてはじめての「お楽しみ会」で、コータくんは綺麗に包装紙に包んだプレゼントを用意してきた。お店で包んだやつ。 みんなで円になって、せーので回して、先生のオルガンがやんだらそれが自分へのプレゼント。 コータくんのプレゼントはあたしの手の中にあった。 こそっと中を見たら、やっぱり新品の、スヌーピーのハンカチだった。 コータくんは知らなかったんだ。 買ったのはダメだって。 コータくんは悪くない。 でも、やっぱりルール違反で、あたしは給食の準備のどさくさに紛れて、コータくんに包み紙を渡した。 「これ、買ったやつ、ダメだから。」 コータくんは意味わかんねみたいな顔をして、それから怒ったようにあたしの手からそれをむしり取った。 それで、あたしとコータくんは仲悪くなっちゃった。 口もきかない仲になっちゃった。 その後、クラスにはもう一人転校生がきた。ハルヤマくん。 ハルヤマくんは、ちょっとだけしかうちのクラスにはいないんだって。 どこかほかの学校に転校するのは決まってるんだけど、その前にちょっとだけうちのクラスにいるんだって。 みんなはすぐにがっかりした。 だってハルヤマくん、すぐにクラスの人気者になっちゃって、凄いんだよ。 あんなに頭がいい人、はじめて見たな。 もちろん学校の勉強なんかできて当たり前で、星とか、虫とか、何でも知ってる。 優しくて女子には人気があるし、 あの3羽ガラスも一目置く感じ。俺たちとオマエとは違う種類の人間だけど、だけど俺たち友達だよなみたいな。 ハルヤマくんはちょっとだけ足を引きずっていて、ちょっとだけ太っている? 太ってはいない、何か丸い感じ。 だから体育とかはちょっと苦手なんだけど、なんたってガクがあるので、あと優しいので、もう女子は太ってるとか関係なくね? みたいに盛り上がっていた。 あたしとハルヤマくんもすぐに仲良くなった。 あたしが読みたいと思っていてまだ読んでいない本を読んだことがあるのはハルヤマくんだけだったから。 あたしが好きな本を一緒に語れるのはハルヤマくんだけだったから。 ハルヤマくんとは本友で、ハルヤマくんはオトコであたしはオンナだけど、だけどあたしら友達だよねみたいな。 ハルヤマくんと友達になることについて、あたしの両親は賛成だった。 ハルヤマくんママとあたしのお母さんはママ友だったみたい。 お母さんから聞いたんだけど、ハルヤマくんは病気なんだって。 だからほんの少し足を引きずっていて、それでちょっとしかうちのクラスにいられないんだって。 あたしは信じなかった。だってハルヤマくんはあんなに元気で、あんなに頭がよくて、凄いんだよ。 冬が来て、ハルヤマくんは何週間か学校をお休みした。 そのときはじめて、あたしたちは、「ハルヤマくんが病気だって本当だったんだ」って思い知らされたんだ。 先生が、「ハルヤマくんはしばらくお休みします」って言う顔を見て、みんな思い知ったんだ。 だから久しぶりにハルヤマくんが登校してきたとき、みんなちょっとテンションおかしかった。 ハルヤマくんはまたちょっと丸くなっていて、そしてこれ以上ないほど着ぶくれてた。 ハルヤマくんが笑って、 みんな嬉しくて、みんな安心した。 2月になって、家族でデパートにお出かけしたときに、お父さんとお母さんが、 「チョコレート買わないの?」 と、地下のチョコレート売り場に連れて行ってくれた。 「ハルヤマくんに買えば?」 と、お父さんもお母さんも言ったけど、あたしは 「買わない」 って言った。 恥ずかしかったんじゃなくて、バレンタインのチョコって、好きな人にあげるんでしょ。 ハルヤマくんにあたしは恋してない。 恋とかそんなふわふわしたものじゃなくて、あたしたちの間にあるものはそんなんじゃなくて。 もっと強くて大切な・・・ ハルヤマくんは3年生になる前に、違う学校に転校していった。 初めの約束通りに。 ハルヤマくんが通う学校は、ハルヤマくんみたいに病気の子が通う学校なんだって。 あたしとハルヤマくんは、クラスメイトとしてお別れした。 ハルヤマくんが死んだのは、あたしが中学2年のときだった。 あたしのお母さんとハルヤマくんのママがずっとママ友だったことをあたしは知らなかった。 朝早く、ハルヤマくんのママから電話がかかってきて、 「昨日遅くでした」 と聞いた。 あたしは普通に学校に登校して、普通に授業の準備をしていた。 中学校は超マンモス校だったので、ほかのクラスの子は殆ど別のクラスに出入りしない。なのに教室の端っこに学ランの黒いかたまりができてた。 めずらし。 こわ。 と思って見ないようにした。 つ、とそこから離れて一人、あたしの机の前に立った男子がいた。 浅黒い肌。柄の悪そうな目つき。 コータくんだった。 「オメーも2の2だったじゃん。」 2の2。 2年2組のことだ。 「俺ら、今日も明日も行こうって言ってんだけどオメーどうする?」 ハルヤマくんのことだ。とっさに分かった。 あそこに集まってるのはうちらの小学校の元2の2の男子メンバーだ。 「あたしは・・・お母さんが行くって言ってたし・・・それにずっと会ってなかったから。」 「そっか」 コータくんはあたしの席の前を離れ、また黒いかたまりに戻った。 コータくんはあたしは今コータくんが何組かも知らないのに、ちゃんとあたしが2の2だったって覚えてた。 あたしは全然知らなかった。 2の2の男子たちが、ハルヤマくんとずっと交流を持ってたこと。 (コータくん曰く「だってハルヤマ引っ越したわけじゃないんだから。あいつんちあそこにあって、かーちゃんが車でガッコに送り迎えしてただけだから」) ハルヤマくんが5年生のときに入院することになってからもずっと病院にお見舞いに行ってたこと。 ハルヤマくんは病気で死んだんじゃないこと。 病気の痛みを抑えるために飲まなくてはいけないお薬の副作用が、いつか必ずハルヤマくんの命を奪うということを知っていながら、ハルヤマくんはそのお薬を飲み続けなければいけなかったこと。 ハルヤマくんは自分が全く理不尽な理由で自分が死ぬということを知っていながら生きていたということを。 あたしは何にも知らなかった。 ハルヤマくんの笑顔と、実現されないと約束されていた夢と、素晴らしい才能しか。 あたしはあげなかったけど、ハルヤマくんはチョコをもらったかな。 もらっただろうな。 優しい、頭のいい、ハルヤマくんはモテただろうから、きっとチョコはもらってただろうな。 あたしにはそんな資格はないんだけど、もし、わたしがいつかハルヤマくんにチョコを渡そうとしたら、ハルヤマくん、ちゃんと、 「そんなんじゃねーよ」 って言ってよね。
だいたい薄々分かると思うが、旦那は非常にきちんとした人間である。 別にすごく真面目であるとか、正義の人であるというわけではないが、きちんとしていることを好み、そうであろうとする。 性質は非常に穏やかで、争いごとを嫌い、おそろしいまでに我慢強い。 そんな旦那だが、私には見せない一面も持っているようである。 例えば、車に同乗する際、エンジンをかけると同時にものっそい大音量でCDが鳴り響くときがある。 そんなとき旦那は、 「ああ、失礼」 と即座にCDの電源を消すのだが、旦那は一人で運転中、特に通勤中に大音量でCDを鳴り響かせながら絶唱するらしい。それが彼のストレス発散法であるらしい。 それは別に常識の範囲内だと思うので全然かまわないと思う。 ただ、ちょっと先日あの例のろくでもないCD群を車内で漁っていたときに、ちょっと見過ごせないものを見つけてしまったのである。 旦那が通常、焼いたCDに文字を書く場合、こんな感じである。  特に上手い字というわけではないが、できるだけ読みやすいように丁寧にということを心がけているということが一目で分かる文字である。 実際、旦那は文字がコンプレックスだったので、ボールペン習字の本で練習したり、文字が上手な人にコツを聞いたりしていた過去があるということを言っていた。  これは私に焼いてくれた安室ちゃん。急いでいるときでもこのレベルである。 こういうものが並んでいる中にすこし気になるものが。  ファンモン !アルファベット下手くないか・・・?  ファンモン2 アルファベットだけじゃなくて数字も・・・  ひらいけん !! みすちる !!!何かあったんか旦那!? パッションあふれすぎだろ。 しかもアルバム名わからねー と思ったが、 まあ、旦那も人間であることだし、ハメを外した字を書きたくなる日もあるのであろう。 そう思い、でも面白いからブログネタ用に写真撮っとこ、と思って助手席でパシャパシャやっていたら、 「何してんの?」 と聞かれた。 「いや、旦那にしてはアグレッシブな字だなあと思って写真撮ってるの」 と答えたら、 「それは俺が書いた字じゃないよ」 という返事が返ってきた。 え? 「それアンタの字だよ」 ?! 「俺が夜にCDを焼いてたら、薬でラリった状態のアンタがきて、『手伝ってやるわ』って言って書いていったわ」 俺か!俺の字か!じゃあ全然納得だわ!!つかよく見たら完全に俺の字だわ!!なぜか、ものすごく安心した、今日の夕暮れ時であった・・・
我が家の観葉植物のがじゅまるがまだ今より小さかった頃、植え替えのときにアイリスオーヤマの「土に還る鉢」というのを購入した。 それは、がじゅまるは更に大きくなっていっているのでまた植え替えをして、今は別な何か名前の分からない木の鉢になっているのだが、ゆうに5年以上は使っている。 結構長いこと使ってるなーと思って、つい先日、ぼそっと、 「なかなか土に還らんね」 と呟いたら、旦那からなにか真剣に思い詰めたような眼差しで見られた。 いやいやそうじゃなくて、これ結果最終的に何ゴミに属するんだろうねって考えてただけだから! 姶良市、ものすごくゴミの分別に厳しいから! そういうことじゃないっていうのは分かってるから!
いつもお世話になっておりまするグラフィックデザイナーの井上のきあ氏の新刊、 「消しゴムはんこの魔法 HAN-COLLAGE」 井上のきあ エンターブレイン 売り上げランキング: 18128
が発行されました!! こっこの表紙、印刷がまず美しいんだけど。なんか表面がうっすら銀色がかっててすごく上品というか綺麗なの。 で、カバーを外すと本体の表紙の紙もこれもとてもいいの。 「カバーを外して書棚に並べたときの背表紙がかっこよくなきゃヤダ」(←もちろんご本人はそんな言い方はされていませんが) という井上氏らしい背表紙。さすがでございます。 で、私が語ると紙とかの話主体になってしまうので話を本題に戻しますと、この本、 「お薦め!!」 でございます。当然じゃん、つー話なんだけど。 どういう層に特にお薦めかといいますと、 1 もともとデザイナー・井上のきあファンである方当たり前っちゃ当たり前なんですけど、これは完全に「買い!」ですよ! まずは\1200という価格! これ井上氏の著書の中では破格のお値段であるということはもう言うまでもないと思うんですけれども、 表紙から本文まるっとすべて井上のきあ氏本人が版組み! つまり井上ワールド全開!! 写真もたくさんあるし(←ここポイント!)HOW TOページの組みはもちろん、フォント選びから文字間・行間に至るまですべて井上氏がやっていらっしゃいます。 このへんの文字の組みが好みかどうかは目次のページを見たらびびっと分かると思います。 2 えっ、今更消しゴムはんこ・・・? という方消しゴムはんこ、人気ですよね。もうジャンルとしては確立されているし、 「ぶっちゃけもう過渡期過ぎてるよね~」 と思っていらっしゃる方もいると思うんです。 正直、私も一番最初に 「次の本は『消しゴムはんこ』」 って知ったときは、 「えっ、今更・・・?」 てほんとに思ったー 消しゴムはんこ自体の本も、彫り方であったり図案集であったり姿は違えどたくさん発行されているし、デジタルだったら消しゴムはんこの素材集も出てる。(そもそも私は最初は消しはん素材集かと思ってた) それなのに? と。 なんだけど、 井上氏が電子書籍の ブクログのパブーさんから発売された 「花と金魚」http://p.booklog.jp/book/34567の中にそれこそ消しゴムはんこと写真をコラージュした作品が複数あって、これで、 「あれれ? あれれれれ?」 となっちゃった。いい意味で。 で、本物を読んだら、読んだら、つーかもうページめくるたんびに、 「何これ楽しい!!」 ですよ。 すごく新しいことをやっちゃってるわけではないと思うの。 でも、 「歴史の授業で古代人は青銅鏡を使ってたって習ったけど、それってホントに映るの? どんな感じなの?」 って思ってはみたけれど大概の人がフーンと通り過ぎて大人になっちゃってた中、ホントに青銅とスズで古代の青銅鏡を再現させちゃった日置市の高校生(当時は中学生!)有馬裕子嬢と小原あかね嬢みたいに、 「こういうことやってみたら面白いなってみんな思ってるよね。なんでやらないの? 楽しいよ! こんなに楽しくて、やっぱりこんなにかわいいよ!」 っていう声が聞こえてきそうな紙面。 そう・・・よく考えたら最悪チビた鉛筆のケツと布用のスタンプ台があればオリジナルの水玉の布作り放題・・・それをパッチワークにしたら・・・めっちゃ楽しそう! そんな夢が膨らんじゃうんです。 ブックカバーのワンポイントにはんこ? ううん! 全面!! 市販の台所用ゴム手袋にはんこ押しちゃったけど、かわいいから見開きでこの写真ででーんって使っちゃっていいよね! なのです。容赦とかないのです。 3 ナンシー関の時代に消しゴムはんこを彫っていて、周りから「えっ何やってるの・・・? 変わってるね・・・」と言われやさぐれて「もう消しゴムはんこは彫らん!」と思っている人それは私です・・・約20年前に故ナンシー関師匠が消しはんを彫っているのに影響されて消しはんを彫るも、友人は今で言うリア充ばかり・・・ 「あやちゃんて変わってるよね~」 の一言でぶった切られて、 「・・・もう、彫るのはやめよう・・・ナンシー関師匠ごめんなさい」 とデザインカッターを封印し(しかしトーンを切るのに使うのですぐに出すが)、 そして10年後、 ママさんになったリア充友たちに、同窓会で、 「そういえば今消しゴムはんこって超流行ってるんだよ~! あやちゃん大学のときにもうやってたよね~さすがだよね~!!」 といきなりのアゲ発言され、 「もう消しはんは彫らん! 二度と彫らん!! 誰がなんと言っても彫らん!!」 と心の中で固く固く誓ったあの日(友人に罪はありません)。 そしてそんな私と同じ経験をしたであろうあなた(誰や)・・・ 今なら、道具もめっちゃ揃っているみたいです・・・ やりたい放題です・・・ 封印を、解いてみませんか・・・? 4 うーん、でも、消しゴムはんこって平面的になりがちじゃない? という方そんな上級者のあなたのために「デジタル活用術」のページがあります。(ROMもありますけど) 中表紙(ROMの次のページ・赤地に白のスタンプのページ)を見れば、一発で合点がいくはずです。 5 それはいいんだけど、この人いきなり中級以上のこと要求してこない? という方この点に関しましては、今回は井上氏が消しゴムはんこ初心者ということもあって、むしろもの凄く親切です。 そして、井上氏の持ち味である、 「ひとつの素材を丁寧に作り上げて、それを使って無限大の可能性を広げていく」 という面が非常に強く出ておりますので、ひとつのはんこを作ることを考えるだけで、なんだか楽しくなってきちゃいます。 長々語ってしまいましたが、この本の後ろの方にある「消しゴムはんこ図案集」のインクの色にうっとりです。 黒なんだけどベタ黒じゃなくて・・・こういうのは誰に感謝すればいいの? もう! もっかい。 井上のきあ エンターブレイン 売り上げランキング: 18128
最後に井上氏が関連ページなどを作っていらっしゃったりしているので、まとめておいておきますね。 『消しゴムはんこの魔法 HAN-COLLAGE』( diablogueより) http://diablogue.exblog.jp/17645790/井上氏ご本人blogの本の紹介。著者特権で中身がちょっと見られますよー。 『消しゴムはんこの魔法』ロムのはなし( diablogueより) http://diablogue.exblog.jp/17655390/井上氏ご本人blogより、付属のロムのお話。 バレンタインが近いので( diablogueより) http://diablogue.exblog.jp/17723395/井上氏ご本人blogより。とにかくプラッチックに押す推しぽいです。 (ご本人曰く「プラスチックに押すときはとびすさるように押す」らしいです) ほるナビのナビ( diablogueより) http://diablogue.exblog.jp/17729825/ほるなびという、消しゴムはんこ用の消しゴムについての考察をなさっています。 [デザイン素材集 アトリエ]でつくる消しゴムはんこ( パブーさんより) 無料!http://p.booklog.jp/book/28652パブーさんで公開されている、「デザイン素材集 アトリエ(井上氏の著書)」の素材を図案にした消しゴムはんこの電子書籍です。 消しゴムはんこの販促( パブーさんより) 無料!http://p.booklog.jp/book/43292消しゴムはんこの魔法 HAN-COLLAGE』販売促進用の電子書籍です。 ページ数に限りがある関係で収録できなかったものを中心に掲載しているとのことです。 試し読みではなく書き下ろしです! 本を持っていらっしゃる方も要チェックです!! ちょっと本筋からは離れますが、 花と金魚( パブーさんより) \500http://p.booklog.jp/book/34567消しゴムはんことのコラージュ作品もあるので。ちょうお薦めです。 ざっくりインデザイン。( パブーさんより) \700http://p.booklog.jp/book/43618twitter上のインデザ迷子さんたちのために突然発売されたPDF入稿のためのインデザの書籍です。 では!
母の誕生日に誕おめメールをした。 そうしたら返事が来た。 「メールありがとう。また今年も誕生日を迎えました。 私はまだ老人ではありません。 またランチに行きましょう。」 1行目と3行目はまあ適当に改変しているが(雑な改変だが)、 2行目は(原文ママ)である。 一瞬、「あれ、アタシ何か喧嘩売るようなこと書いた?」と送信メールを確かめたぐらいの直球が込められている。 一生懸命考えてみたが、多分だけど、 「まだまだ若いお母さんですo(^-^)o」 みたいな感じを彼女なりに出したかったんだと思う。 思うが、 残念ながら言葉選びが硬派すぎである。あるいは雑すぎである。 娘とはいえ少しは気を遣って欲しいナ(←こういうやつ)。
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