非常に言いにくいのであるが、思いきって言う。
新しいカメラを買いました。(どーん)
既にカミングアウトをした人の10割が
「また?!」
と答えて下さったので、大体、自分のやったことは分かっているつもりである。
新機はFUJIFIRM FINEPIX F70EXR
色はガンメタ。うん、指紋がすごく付く。(やな女だなー)
コンセプトは、
「どこに持っていっても恥ずかしくないフツーのデジカメ(女子的アイテム)」
だったのだが、買いの決め手がMマニュアルとPプログラムモードがついてたからという多少の軌道の揺れが見られた。
そういうわけで初撮りに行ってきた。10月18日の慈眼寺公園のコスモスである。時差があって申し訳ないのである。
咲きっぷりはこのくらいであった。
「ぼかしコントロール」という機能がついていたので使ってみる。
シャッターを押したあと、フィルムが巻き上がっているかのような音がカメラから聞こえてきたのでびびった。(デジカメである)
ぼかしすぎた。
ぼかしは任意で変えられるので、多分そのうち自然に使えるようになるのかもしれない。
マクロこんな感じ。
これもマクロ。
恐るべき光学10倍ズーム。(足元にいる)
これは普通に。
何かうにゃうにゃと。
これもうにゃうにゃ。よく見たらうえと同じ花だ。
うーん。
いろいろ惜しい。
こんな感じか(何がだ)
Nikon COOLPIX 7600のビビットカラーに慣れているので、最初はちょっと物足りない色味かなーと思った。
でも、クリアーだし、とても誠実な感じ。
カメラの機能的には、「顔キレイナビ」がボタン1つで使えるのが大きいかと。(人を撮る人は)
あと、美肌モードもあるし。
当たり前だけどまだ全然使いこなせていないので、うにゃうにゃやっていこうと思う。
スポンサーサイト
調子悪ーなのである。
もちろん自動車学校に通い出して、乱れに乱れまくった私の生活が変わり始めているということも要因の1つであると思うのであるが。
多分なんだけど、靴の所為もあるんじゃないかと思うのである。
自動車学校に通うからには車に乗るわけなので、当然フラットな靴で通学することを要求されるのである。
私、フラットな靴、一足しか持ってないのである。
ぼろっちい白のコンバースのALL STAR(ローカット)。
これに合わせた格好で受講するので、服装は当たり前だがカジュアルよりになる。Tシャツにパーカーにジーンズとか。
私、どちらかというとわりときちんとした服装が好きなのである。
そいで、靴はヒールが高くないと自分自身を保てないのである。
このフラットシューズ全盛期になにを言い出すのかとお思いだろうが、ほんとにそうなんである。
私がスニーカーを履いているところを見たことがある人は、もう相当私が心を開いている人だと思う。
アホな女だと思う。
ほんと、アホな女だと思うのであるが、自動車学校に通い出して、
「なんか今日変だ、アタシ変だ、なんか落ち着かない」
という日が続いた。自分自身のチャンネルに合わせられないというか、周波数が狂っているような気がするというか。
そのうちに、
「もしや・・・靴?」
という発想に至った。
白のスニーカーって、この年になると、物凄く着る人のセンスを問われる。
無難にジーンズとか、スキニーパンツとか履いていても、なんか靴だけ浮いているような気がする。
半端丈のパンツとかスカートとか履こうと思っても、この時期下に黒のレギンスを履きたい。そうしたらオバQになってしまうのである。
いや、おしゃれな人はならないと思うよ。
でも私はなっちゃう訳なのである。
最初は、自動車学校に通っている間だけなんだから我慢しようと思った。なに着てても一緒じゃん。
自動車学校行って、帰りにスーパーに寄って帰ってくるだけの人生である。
誰がアタシを見てるだろうか。
でもやっぱ、やなもんはやなんである。
もうこのまま、自分が小さくなって消えていきそうな気がする。
なので、今日靴屋に行って安売りされていたコンバースのALL STARの真っ黒のハイカットを購入してみた。(つま先まで黒いやつ)
足元黒だと、やっぱり多少落ち着く。
ついでに2センチのインソールを入れてやった。本当は4センチぐらい入れてやりたいくらいである。でも事故は怖いので一応2センチにしてみた。
これで一応様子をみてみようと思う。
バカだなー。
ほんとにアタシはバカだなー。
個人的に、
「肘窩(肘を曲げたときに内側にくる部分、肘の裏側)」のことを、
「ラメの墓場」
と呼んでいる。
結婚式の2次会の帰りとかに、ふと1人になったときにフューチャーされる部位。
うん、生きてる。
打って打って休んで休んでみたいなペースで自動車学校に通っている次第である。
今まで引きこもっていた代償なのか、自動車学校、半端なく疲れる。
自分が自分でないのではないかと思えるくらいである。
休日の出先でぱったりと倒れてしまったほどである。(大事には至らなかった)
帰ってきたらなんにもやる気がなくなってしまうので、夜ご飯は朝のうちに作っておく。(←ここだけは一応評価できるかも)
なにが疲れるかって、学科のときに受講生の人数が少ないことである。
今まで最大で受講生3人、下手したら私と教官2人、マンツーマン授業のときもあるのである。
アタシがいなかったらこの教官、この時間空き時間だったんだろうな・・・と思うと、申し訳なさでいたたまれなくなる。
教官が質問をするときに、必然的に答える人が私しかいないので、一瞬たりとも気が抜けないのも疲れる要因であると思う。
このときも間違ってたら間違ってたで気まずい感じになるし、あってたらあってたで変な空気になるので、またもやいたたまれない気持ちになる。
今日の学科も教官とマンツーマンだったのだが、入校以来初の「教具を使う教官」だったため、私1人のために道路のシート(手作り)をホワイトボードに貼ったり、程よい大きさのミニカーを動かしている教官を見ていると、人気のないシュールなお笑い芸人を見ているような気持ちになった。先生ごめん。またその手作り教具が、微妙に「歩道」っていう字が逆だったりして非常に惜しい感じだったりする。いや、自習室ではいつも親切にしてもらってますよ先生!
あと、この先生は入校以来初の「道路を描くときに定規を使う先生」だった。
それで、今日は初の「実技」の日だったのである。
車に乗ったのである。
うーん。
あまり実感が湧かなかった。
路上ではもちろん違うと思うが、自動車学校内では思ったよりアクセルは踏まないということが分かった。
そして思ったよりブレーキを踏む。
ぁ、ほんとにマリオカートとは全然違うんだーという感じである。
多分、オートマ限定にしててほんとによかったと思う。
明日は朝イチで乗るのである。
実技も心配、学科も心配・・・
体調が悪いときは本とか読めない。
かといって基本的にTVも見ない。
雑誌は物理的に重い。
パソコンを起動させると目の前がぐるぐる回る。
ので、内容的にも物理的にも軽ーい読み物を読んでいることが多い。(あんまりにも体調が悪いとそれもできないが)
先日、ぼんやりと「THE FIVE STAR STORIES CHRONICLE 2007」という本を読んでいた。(アマゾンで検索しても出てこなかったのだが・・・)
多分95パーセントぐらいの人が知らないと思うので先に説明しておくと、この「THE FIVE STAR STORIES」こと「ファイブスター物語」というのは、ガンダムみたいなロボットがでてくる結構コアなオタク漫画である。「CHRONICLE 2007」というのは、それの設定集の2007年版ですよということである。
それを読んでいたのである。
すると、私のすることなすことには一切興味を持たない旦那が、急に、
「なに読んでんの?
シャキーン 」
と聞いてきた。
何度も書いているように、私の旦那は「オタク的な要素」に物凄いアレルギーを持っている種族である。
普段私がどれだけ「SWEET」や「InRed」(「InRed」は微妙だが)を読んでいようが全く意に介しない旦那なのに、このときは小姑のような野生の勘で禍々しい何かを私の手から感じ取ったようなのである。あ、別に実在の小姑との関係は良好である。
恐るべし、非オタクセンサーである。
私「クロニクルだけど」
旦那「クロニクルってなに?」
ほらほら、普段なら絶対にあり得ない食いつきぶりである。
1つの事柄に2つ以上の質問が旦那の口から発せられるなんて、有史以来初のことではないだろうか。
仕方がないので、私はそれが「ファイブスター物語」という漫画の設定資料集だということを伝えた。
旦那「設定集って、登場人物とかの・・・?」
私「そういうのもだけど、星団史とかファティマのパワーゲージとかも載ってる。(知らなくていいです)」
私がそう言うと、旦那は何かよく分からない叫び声をあげ、こう言った。
「あやちゃん、そんなの読んじゃだめ!! オタクになるよ!!」
今からオタクになるんじゃなくて、オタクだから読んでるんですけど。
仕方がないので、この漫画は今はもう連載休止で再開のめどは立っていないということ、そもそもこの本は自分が意欲的に買ったものではなくて、誕生日プレゼントにもらったものだから大丈夫だということを伝えた。
しかし結果的に、
「自分で買ったんじゃないならいいけど、そんな本買ったらだめだよ」
という意味の分からない約束をさせられた。
それはいいんだけど、旦那と付き合ってた頃、自分がどんな擬態を被っていたのかもう思い出せないんだよな・・・
何回かモデルチェンジして、何年か前まではエビちゃん型を被ってたと思うんだけど・・・
ま、長々引きずって悪いんだけど大分に旅行に行ったときの話である。
大分市街地に入った私たちは、とある交差点で信号待ちをしていた。
片側2車線で中央分離帯もある立派な交差点である。
そこの右折レーンの先頭に私たちはいた。
ふと、対向車線の先頭を見ると、
対向車線の右折レーンの先頭に電動カートに乗ったおばあちゃんが止まっていた。
いやいやいやいや。
あかんやろ。
おばあちゃんは横断歩道に取り残されたわけでもなく、正々堂々と右折する気満々で停止線につけていた。
隣に原チャが申し訳なさそうに止まっていた。
もう一度書くけど、おばあちゃんはごくごく本気だった。そういう顔だった。
電動カートって車道走れないよね・・・
走ったとしても、せいぜい時速5~6キロぐらいだよね。
自転車より遅いよね。
歩行者ぐらいだよね。
あれが大分スタンダードじゃないよね!
ええと、精神科に通い出して6年くらいになると思う。
ちょっとよくなったり悪くなったりの繰り返しで、冬は殆ど起きられなかったし、昨年の夏にはICUにも入った。(もちろん集中治療室のほうである)
そんななんだけど、やっと、
「運転免許とりたい」
という思いを行動に起こせる時期が来た。
まあ、取れるかどうかは分からないのだが。
本当は元気な夏に通い始めるつもりでいたのだが、夏は実家がごたごたしててとても通える状況ではなかった。
だけど、自動車学校ってこの時期が一番教習生が少ないらしくて結果的にはよかったかもしれない。
でもね。
取りあえず双極性障害って免許取っちゃいけないんである。(そううつ病って表記されてたけど、まだ死語じゃなかったことが驚き)
でも、医師がOK出せばいいみたいな但し書きがあったので、取りあえず入校してみた。自動車学校。
自動車学校の中に入ると、当たり前だが人がたくさんいて、その中に座っていたら、
「この人たち全員健康な人たちなんだ」
という考えになって怖くなったので、速効ソラナックスを飲む。
何の予兆か知らないが、入校手続きのとき、私の番になったら車校のATMが壊れた(笑)。
同じ日に6人入校したのだが、
「あのATMを壊した人」
として完全に顔を覚えられる。
ATMが直らず、入校式の時間が大幅に遅れる。
その後、入校式のときに記入した紙に、
「精神病の履歴がある、または通院している」
みたいな項目と、
「過去に免許を取っちゃいけないと診断されたことがある」
みたいな項目があったので、正直に○を付ける。
当然ながら呼び出される。
応接室で偉いような感じのおっさんと面接。
「精神科に現在も通っていて、薬も服用しているけれども医師の許可は取ってある」
と言う。
なんか分からないが、
「精神病です」
と言うと、急に人格が変わったり、暴れたり、エキセントリックな行動をとったりするようなパフォーマンスを求められているような気がするのだが、別にそうなわけではないので普通にしている。
どうやら、私が免許を取るためには私本人が運転免許試験場というところに行って面接を受けたうえで、県の仕様の診断書をもらって、主治医にそれを書いてもらってハンコ押してもらって、そしてまたそれを本人が運転免許試験場に持っていかなければならないそうなのである。
「向こうも日程があるので、許可が下りるまでは車に乗ることはできないから学科を受けてて」
と言われる。どうやら入学拒否という感じにはならなくてすんだようである。
しかも親切なことに運転免許試験場に行くときには、このおっさんが連れて行ってくれるというのである。
運転免許試験場は隣の町にあるので、(鹿児島市内ではない)ありがたい話である。
そんなわけで今学科を受けている。
車に乗っていないので何がなんだかちんぷんかんぷんである。
頭悪いので用語とかも全然覚えられないし。
空き時間には標識覚えたりオートマの勉強したり仮免の勉強をしたりしている。
みんな自動車学校に住んでいるわけではないので用事が終わったらさっさと帰るので、わりと気楽である。
そして今日、その運転免許試験場というところに行ってきた。
よく知らんおっさんと二人で車に乗って遠くに行き、また知らん人と会い、帰りもおっさんと二人・・・と考えたらソラナックスを飲まずにはいられない。
行きの車の中で、
「(入校のときにやった)適性検査は全く問題なかった」
と言われる。
「そんな人もうつになるんだね。不思議だね。」
私にとってはそれがもう普通なことなので、不思議なことが不思議なのである。
運転免許試験場の面接で、診断名を聞かれるかなーと思っていたら、
「診断書にはなんと病名がついていますか?」
と聞かれたのでラッキーだった。
診断名だったら双極性障害だけど、診断書に書くときにはいつも「気分障害」だもんね。
双極性障害も気分障害の1つだもんねー、うそじゃないもんねーと思って、
「気分障害です」
と答える。
「気分障害て何?」
と聞かれる。
「そのように診断されています」
と無難に返事。主治医に書いてもらう用の診断書をgetする。
帰りにおっさんがジュースをおごってくれるという。
コーヒーを買ったら、
「コーヒー飲んでいいんだ!」
とびっくりされる。
厳密に言ったらダメだけど(薬の効きが悪くなる場合がある)、禁止ではないですと答えた。
帰り道だったので病院の近くで落としてもらう。
その足で診断書を書いてもらいに行くと、主治医に、
「でた!!(笑)」
と言われる。
突飛なことを突然始める女、というイメージらしい。
「この人の性格は社会的にとても問題があり、隔離されるべきですって書けばいい?」
と言うので軽く流す。
「診察名なにがいいかね~」
としばし考え、「適応障害」と書いていた。「気分障害」よりメジャーな病名だし、いいか。
診断書代1000円、診察料380円だった。歯医者か。
あとはこれを持ってまたおっさんと運転免許試験場に行くのである。
OKがでればいいし、無事教習が受けられるといい。
病院に行ってきた。
続きを読む
2009年秋・大分旅行その1 2009年秋・大分旅行その2 2009年秋・大分旅行その3 2009年秋・大分旅行その4 の続き。
ようやく、ここ、セントレジャー城島高原パーク(旧:城島後楽園ゆうえんち)の目玉、日本初の木製ジェットコースター「ジュピター」前に到着した私と旦那。
「まさか木製ジェットコースター=木製=木星=ジュピターなのか?」
という考えが不意に頭に浮かぶ。
まさか、そんな安易な。
ところで私は以前に別の木星ジェットコースターに乗ったことがある。
三重県の「長島スパーランド」にある世界最大の木製ジェットコースター「ホワイトサイクロン」である。
白く塗られた(確か)木がとても美しかったということを覚えている。あんま、怖くなかった。
木製コースターは、土台ががっしりしているので、なんかちょっと安心感があるのだ。
という思い出に浸る間もなく(人がいないから)、あっさりと座席に案内される私たち。
なんのためらいもなく座席の左側に乗る旦那。
私は「親子で乗車する場合は必ず保護者が左の座席に乗って下さい」という看板を見ていたのだ。
「多分、そっちが怖いと思うけど、大丈夫?」
一応確認してみる。
旦那は全くノーマークだったらしく(旦那はいつも前しか見てない)、激しく後悔をしている様子だった。
ジュピターは、
ジュピターは、
怖いというより、痛かった。 物凄い横揺れの震動(木製)に、旦那が、
「痛い! 痛い!」
と言っている横で、私は、
「ギャハハハ!! 痛い!! みんなどこ持ってんの? 手すり? バー? 手すり? バー? 痛い!! ギャハハハ!!」
と大変なブラック状態だったらしい。
あまりの痛さに、テンションMAXになってしまった。
降りてしばらくしてからも、
「チョーウケル!! スゲー痛いんですけど!!」
と笑っている私の横で、旦那は、
一気に老けていた。
今後乗りたいという人のために私から言えることといえば・・・
物凄く目が乾くから、コンタクトの人は目薬を持っていったほうがいい
ということかな。
とにかく休ませてくれと言う旦那についてベンチに座っていると、場内放送が鳴り、ジュピターが次の1回で点検に入るという。(何度でもいうが、これは3連休の初日で、ジュピターはこの遊園地の目玉である)
「せっかくなんで(中年の思考)」
もう一回乗ることにする。今度は左右逆で。
最後の回ということで、場内から続々と人が集まってくる。
しかしまあ、みんな今日ジュピター4回目とか5回目とか、そんな感じなんである。
だから最後の回は、みんな声をそろえて、
「
はいー(波)!! はいーー(波)!! はいー(波)!! 」
と物凄い一体感だった。
座席の右と左では、左の方が外側になることが多いので、左の方が多少持って行かれ感が強いという見解におさまった。
もう絶叫系はいいという旦那の声で、ほのぼの系ゾーンへ移動する私たち。
ぶっちゃけ遊園地で一番怖いのはこれ系だと思う私。
セグウェイの指導を受ける旦那。
セグウェイが上手く乗れず、係のお兄さんに回してもらっている旦那。
セグウェイに少し乗れているが、妙に姿勢のいい旦那。
セグウェイで閉園時間となり、我々は大分市内に向かうことになる・・・
遊園地編・完
2009年秋・大分旅行その1 2009年秋・大分旅行その2 2009年秋・大分旅行その3 2009年秋・大分旅行その4 2009年秋・大分旅行その5←今ここ
まだ大分ネタでひっぱってるのである。
もちろん私としてもじゃんじゃかネタをupして通常更新に戻りたいのである。
しかし、毎日毎日眠くて眠くて仕方がないのである。なんだこの眠さ。
そんなわけで
2009年秋・大分旅行その1 2009年秋・大分旅行その2 2009年秋・大分旅行その3 の続き。
ちなみにまだ木製ジェットコースターには乗りません。いい加減にしろよ。
さてようやく絶叫系アトラクションコーナーに足を踏み入れた中年夫婦。
ここは、
「とりあえず観覧車」
である。
何でか分からないが、遊園地全体を見渡すために、
「とりあえず観覧車」
なのである。発想が昭和。
今からこれに乗るよ、って、近すぎて全景が分からないが。
どうやらこの観覧車のうち、2台が「足ブラ観覧車」というものであるらしい。
「足ブラ観覧車」というのは観覧車のガワがなくて座席だけのもの。要するに椅子に座った生身の状態で空中を一周するものである。ちゃんと落ちないようにはなっている。
「せっかくなんで」
足ブラのほうに乗ることにする。(発想が中年)
旦那と並んで空中散歩へ。
観覧車の土台が切れたあたりで、旦那が小さく、
「
ヒィィィィィ 」
と言う。
忘れていたが、旦那は高所恐怖症なのだった。
私が手を離したり、足をぶらぶらさせるたびに恐怖におののく旦那。
上空から木製ジェットコースターを臨む。
「次はアレに乗るんだよ」
と言うと、旦那は、
「俺、無理かもしれない・・・」
と返してきた。それでも乗るのだ、旦那。
上空から見た「ポセイドン30」が着水するところ。
「ポセイドン30」より特筆すべきなのは、寧ろこの人気(ひとけ)のなさである。
デートでこの観覧車に乗りたい若者などは、普通の屋根のある観覧車に乗ったほうがいいかもしれない。
上空に行くと、風がビュウビュウ吹いて、凍えるかと思った。
これからの季節、寒さはもっと厳しくなると思われる。
それに荷物をロッカーに預けなければならないので、ウッカリハンカチを忘れると、鼻水が垂れるかもしれん。
あと体が固定されてるので、多分ちぅとかできんよ。
地上に降りると、旦那が体調を整えるためにどうしても喫煙しなければならんと言うので、喫煙所に行く。
それでも次は、木製ジェットコースターに乗るのだ。旦那よ。顔色悪いけど。
続く!
2009年秋・大分旅行その1 2009年秋・大分旅行その2 2009年秋・大分旅行その3 2009年秋・大分旅行その4←今ここ
| HOME |
次ページ≫
⇒ あや (02/17)
⇒ あや (02/17)
⇒ (02/07)
⇒ あや (04/16)
⇒ spn (01/13)
⇒ あや (05/25)
⇒ (05/11)
⇒ あや (04/22)
⇒ s-poon (11/11)
⇒ あや (10/20)
⇒ ミント (10/17)
⇒ あや (11/01)
⇒ ほり (08/12)
⇒ maruta (08/11)
⇒ Bipolar (08/03)