旦那が仕事帰りにアイスを買ってきた。
それはよいのである。
多くの男女がそうであるように、旦那と私では体感温度にかなりの差があるらしく、私が羽毛布団で寝るくらいの感じの日でも、旦那はぱんついっちょで寝たりする。
しかしぱんついっちょで寝ると、次の日にシーツの上に旦那の汗で作成される、殺人現場検証の被害者の臨終の姿をかたどったロープ状の「旦那ーラの泉」と呼ばれる泉が出現するため、夜中に一度起きて肌着を着用するらしい。
自らが濡れているというのに、濡れたシーツでは寝たくない、そんなセンシティヴな旦那なのである。
それを知っているので、夏場旦那がアイスをやけに頻繁に買ってくるのには、目をつぶっていた。
彼は私が我慢していない暑さを我慢しているのである。
しかも彼と私では生育環境が違い、私は好き嫌いには無頓着のわりには「アイスは多くても一日一個まで、しかも毎日食べるものではありません」というピンポイントで厳しい謎の家庭で育ち、
旦那は「吐くまで食わせろ、丈夫に育て」というおおらかな家庭で育った。アイスも上限はなかったようだ。盛夏にはチューチューアイス10本入りを一日で食べていたりする。
ただ、もう子どもじゃないので、「アイスは(私が見ているところでは)一日一個まで」という掟は守ってもらっている。
しかも、アイスの種類は「ガリガリ君」とか「ブラックモンブラン」とかの駄菓子屋系アイス。
家計にもひびくしな。
家計を握ってるのはアタシじゃないけど。
ハーゲンダッツなどの高級アイスは、月に一度程度に我慢してもらうことにしていた。
ところが、今日買ってきた旦那のアイスは、ハーゲンダッツだった。
2~3日前にも確かハーゲンダッツを食べた気がする・・・あれは旦那が大きな仕事を終えたプチ祝いと称してだった・・・
ハーゲンダッツを食べた後、(←結局食べてる)何気なく、旦那に聞いてみることにした。
「今日、何でハーゲンダッツだったの?」
「ああ・・・」
旦那はやっぱりね、という顔をして答えてくれた。
「・・・今日は、俺の33回目の誕生日だから・・・」
↓
↓
↓
↓
↓(私が青ざめていく様子をお楽しみ下さい)
↓
↓
↓
↓
∑(゚∇゚|||)はぁうっ!忘れてた・・・
つか、そういうものの存在(旦那の誕生日)があることを忘れてた。平謝りする私に、旦那はこう言ってくれた(←?)
「いいんだ。今年はあやちゃんが家にいてくれたから・・・」
※ 昨年の私の所業は
こちらほんとに、旦那、すまんかった。
週末には、とんかつ食べに行こうね。旦那が稼いだ金だけど。
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