フンフーンと道を歩いていたら、道端でおばあちゃんたちが井戸端会議をしていた。
見たところ75歳から80歳ぐらいのおばあちゃんたち、5人ぐらいで何かお喋りしている。
盗み聞きしたわけではないが、基本声デカなおばあちゃんたちだったので、
「車椅子」
を話題にしているようだ、ということがなんとなく私にも分かった。
おばあちゃんズの中の一人が、それを「買わんならならん(買わないといけない)」としきりに言っている。
ところが、他の4人ぐらいのおばあちゃんと、車椅子購入希望おばあちゃんの会話が、微妙にかみ合っていないのである。
話がかみ合っていないことに疑問を持った一人のおばあちゃんが、しばらく経った後で、
「ああ!」
合点がいったように大きな声を上げた。
「お前さんが、ゆうちょんのは(言っているのは)、買い物のときに使うやつで・・・」
「そうそう!」
「疲れたら座れるやつで・・・」
「そうそう!」
それはもしかしたら・・・シルバーカーとか、ショッピングカートとかのこと?
↑シルバーカー
そこで、周りのおばあちゃんたちも、ああ、と納得した。
殺伐とした空気が一瞬にして和む。
おばあちゃんたちは「なーんだ」「あれのことねー」「あいは買わんならならん(あれは買わないといけないよ)」と笑いながら言っていた。
その中の一人のおばあちゃんが、
「あたいはあんたが車椅子なんて突然言うから、今から親孝行でもすっとかと思ってびっくりしたが」
と言っていて、なんか、ナイスおばちゃん、と思った。
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どうやら、雑誌を読みながら寝てしまったらしい。
目が覚めると開かれた雑誌の上に顔があった。
見開きの広告ページ。
おそらく美しいのであろう女性がうつ伏せに寝ている、その耳から肩のラインあたりまでが大写しになっている写真が使われている。
頬と耳、肩と髪の毛の一部分だけが写っている写真。
目は写っていない。鼻も口も影になっていて見えないので、彼女がどんな容貌で、どんな表情をしているのか分からない。
ふと、彼女の頬にぽつんと一つのシミがあることに気付いた。
ちょうどそれがページの中央にくるようになっている。
大きくはないけれどはっきりとしたシミ。
触れてみると、それは特別な意味を持つもののような気がした。
ぼうっとした頭が次第にはっきりしてくるにしたがって、彼女の耳を流線型のピアスが飾っていること、それが商品だということが分かってきた。
何よりも紙面の右側に帯のように塗られたブルー。
(ティファニーの広告かぁ)
だったらこのシミも計算の内なのだろう。あえて消さなかったか、新たに書き足したのか。
ちょうど頬の横に、フランク・ゲーリーのロゴと"BEAUTY WITHOUT RULES"のコピーがあった。
コピーまで見てしまうと多少あざとい。
多分、ネームバリューのあるブランド好きの中年女が広告の戦略にまんまとのせられている、そんなありふれた出来事なのだと思うのだ。
でも、
笑顔も、
人格も、
海やサーフボードの小道具も、
人生観も、
ポリシーも、
何のグラウンドもなしに、ただシミ単品を見て美しいと感じたのは生まれて初めてだった。
レギンスレギンスってなによ! こないだまでスパッツって言ってたじゃない!
と、若干の憤りを覚えている(嘘)。
これはレギンスで定着するのか。
「とっくり」(旧)→「タートルネック」(新)みたいなものか。
「江成和己」(旧)→「えなりかずき」(新)みたいなものか。
しかし
「エネルギー」(旧)→どっちかって言うと最大瞬間風速で「エナジー」寄り(新)→エネルギー(原点回顧・現)
という例もあるので油断ならない。(自分の中で)
それにしても今日発売の「Oggi」10月号が創刊14周年記念超特大号で、撲殺できそうなほどの分厚さだったのに驚いた。
コンビニで手に取った瞬間なぜか購入したことのないはずのコロコロコミックが頭をよぎった。
立ち読みを許さない厚さ。
「CanCam」より厚い。
「CanCam」より厚い。
鹿児島県湧水町の
鹿児島県霧島アートの森 で開催されている
「明和電機ナンセンス=マシーンズ展2006 」 に行ってきた。
アートの森の最寄り駅の「栗野駅」まで、へいちゃん(友人)が迎えに来てくれることになったので、JRで栗野駅を目指す。
鹿児島中央駅の自転車置き場から駅のホームが見下ろせる。
駅舎が変わって、駅名も変わったけど、ホームは「ニシエキ」時代のまま。
下手すると無人駅の佇まいのこのホームが、小さい頃は怖かった。
せっかくなので特急「はやとの風」を利用してみることにする。
1月の「
駅舎の旅・JR肥薩線嘉例川駅 」の記事のときに撮った「はやとの風」の写真と寸分違わぬアングルだが、使い回しではない。
座席はこんな感じ。
九州新幹線「つばめ」の座席に似てる?
これは自由席の座席なので、指定席の座席はもっとゴージャスでフッカフッカに違いない。(見てない)
栗野駅に着くと、既にへいちゃんが到着していて待っていてくれた。
へいちゃん号でアートの森へ。
「時間が余ったら屋外展示も見ようね」
と言っていたのだが、作品を見て、放映されている映像(作品の使用法やメッセージ、世界観などが説明されている)を見ていたらあっという間に時間が経ってしまった。
一言で言うと、
by極楽鳥花。 帰りはアミュでふらふら。(ぶらぶらにあらず)
上から見たタクシーの列はオセロのようだ。
ピンホールカメラ のフィルムを使い切ったみたいだったので(手感覚)現像に出してみた。
これは・・・
酷いよ! 相当酷いよ! そんな話(写真)である。
今回現像に出したカメラ屋には、若い今どきっぽいいけめん(いい意味で)の兄ちゃんがカウンターにいた。
「
ピンホールカメラ で撮ったものなので、写ってないかもしれませんがとりあえず全部現像して下さい」
とおなじみのセリフを言うと、取り立てて興味もなさそうに、
「何を撮ったんですか?」
と聞いてきた。
しかしそのフィルムにはかなり前からちょこちょこ撮り貯めていたものが入っていたので、何を撮ったのかあんまりよく覚えていなかったのである。
「よく覚えてません」
と言うと、彼はふーんといった感じでフィルムを受け取った。
ところが現像した写真を取りに行くと、彼は開口一番、さっきの口調とはかなり違った感じで、
「あなた、何を撮ったんですか?」
と言った。目をキラキラさせて聞いてきた。
そのくらい、判別不可能なものが写っていた。
「あ、写ってはいましたよ。確認しますか。」
ハイと言うと、彼は嬉しそうに写真を取りだした。
半分くらいは例の如く念写みたいな感じの写真だった。
残りの半分も理解しがたいものが写っている。
「これは何ですか」
彼が聞いてくる。
「これは多分、桜島です」
初歩の英会話の和訳のような会話だと思いながら答える。
「・・・雄大ですね」
雄大すぎて、画面に桜島が収まっていない。
「これは何ですか」
「これは石です」
「・・・なぜ石を・・・?」
「これは何ですか」
「これは・・・分かりません」
「あなたが撮ったんじゃないんですか?」
「私が撮ったんだけど、分かりません」
ほんとに分からなかった。
そして彼はなぜこんなに嬉しそうに聞いてくるのだろうと思った。
きっと彼はサディストなのだと思う。
私はいたたまれない気持ちになった。
「自分も
ピンホールカメラ でこないだ自分撮りをしたんですけど、ちゃんと撮れてましたよ」
彼は言った。
「本当ですか」
合いの手のつもりで言ったのだが、彼はフフンと鼻で笑って、
「これ(私の写真)よりはちゃんと撮れてましたよ」
と言った。凹む。
彼によると、室内撮りで5秒くらいシャッターを開放したということだった。
そのカメラの実物も見せてくれた。
↑これ(楽天アフィリに飛びます)
「室内で5秒ですね」
そういうと、彼は笑顔で
「5秒、うーんと、長めの5秒くらいです」
と言った。何秒だ。
「6秒かなってくらいの5秒です」
その言い方が好もしかったので、私は彼がSでもいいやという気になった。
ところで(本題)、私は前回のカメラ屋さんが言ったとおりに、同じ被写体をシャッターの開放時間を変えて撮ってみたのである。
2秒、5秒、10秒と変えて撮ってみた。
これが秒数を変えて撮ってみた写真。
何で電信柱と溶岩(@桜島)が写っているのか聞かないで欲しい。
私も何でこんな写真を撮ったのか分からないのだから。
2秒が一番鮮やかで、輪郭もはっきりしている。
1秒でもよかったのかも、と思うほどである。
5秒、10秒と時間が経つにつれて色も薄くなり、ブレが顕著になってくる。
ファインダーがただの枠なので、被写体がちゃんと収まっているかどうかも勘である。
→奇跡的にフレームインしてくれた埋没鳥居。
→桜島に向かうフェリーの中で車のダッシュボードの上にカメラを乗せて撮ったもの。
「一番いいかも」と思った写真がまさか試し撮りとは思わなんだ。
撮れた写真を旦那に見せると、
「悪いことは言わないから、デジタルカメラ界に帰ってこい」
と言われた。
「ハンカチ王子」というネーミングはどうよ。
初めてこのあだなを聞いたときには「スカひらセブン」の存在を知ったときと同じくらいの脱力感を感じた。(「スカひらセブン」はアイドルグループ「AKB48」のメンバーのうち、「スカート、ひらり」という曲でソロのパートを持つメンバー7人の通称)
ついでに遙か記憶の彼方にあった「エンリケ航海王子」の名前を思い出してしまった。
教科書にも何のためらいもなく「エンリケ航海王子」と書かれているし、先生も何の説明もなく「エンリケ航海王子」て言ってるけど、その「エンリケ」と「王子」の間にある唐突な二文字は何なの? と思ってた。
「エンリケ航海王子」に限らず、王関係にも「○○王」というあだ名(あだ名っていうんじゃないんだろうけどなんていうのか分かんない)をつけられている王がたくさんいる。
問答無用にかっこいいと思うのが「リチャード獅子心王」。英語で言ってもRichard the Lionhearted.でめちゃかっこいい。
反対にどうしたんだろうと思うのが「シャルル禿頭王」。だったらまだ無思慮王と呼ばれたエゼルレッド2世のほうがいいと思うような大胆なネーミングである。ニクハラ(ニックネーム・ハラスメント)で訴えたら勝てると思う。
「ハンカチ王子」のように身につけていたものであだ名を決められた人はいないか考えてみた。
いた。
世界史選択者なら誰でも知っている人気者、「エドワード黒太子」。黒い鎧を愛用していたという逸話からつけられたあだ名だったと思う。ま、Edward, the Black Prince,といわれるとかっこいいわけだが。
彼には思い出がある。
高校のとき、冬は女子はソックスでも黒タイツでもOKだったのだが、なんとなくローカルルールで、
「黒タイツはナシ・・・」
というような空気が漂っていた。
アホみたいな理由だが、上履きが白だったので、黒タイツを履くと足元がオバQになってしまうのだ。
黒タイツを履いていくと、「オバQ」とあだ名を付けられる・・・そんなナンセンスな理由で黒タイツは敬遠され、真冬の寒さの中ソックス登校していたのである。思春期とは恐ろしいものである。
そんなある日、一人のクラスメイトが黒タイツを履いて登校してきた。
彼女はその日は体育も見学だった。
「どうしたのー?」
と聞くと、
「風邪ひいたー」
と言い、自分の黒タイツを照れくさそうに、しかし明るく指さした。
「今日からアタシのこと、『エドワード黒タイツ(Edward, the Black Tights,』って呼んでいいよー」
私は彼女からほんの少しの知性とユーモアでナンセンスな固定観念は取り払われるということを学んだ。そして「エドワード黒タイツ」はしばらくの間私の中でプチブレイクした。
今回の記事を書くにあたって、もろもろ記憶がおぼろげだったので、旦那に聞いてみた。
私「世界史選択だっけ?」
旦那「いや、日本史」
聞くと、カタカナ名前が覚えられないから日本史選択にしたんだそうだ。
私も漢字が書けないから日本史を避け、世界史選択にしたのだ。気持ちはよく分かる。
旦那「どうもカタカナって覚えられなくてさー。ほら、ルイ十四世だったかルイ十六世だったかとか、勝率五割の世界じゃん」
それは、カタカナ問題は楽々クリアしていると思われるのだが・・・
気のせいかもしれないけれども、なんとなく秋の気配が漂いはじめた気がする。
日傘がものの役に立ちはじめた気がする。(使うと顔が涼しい)
夕方の風が、ほんの少し冷気を帯び始めたような気がする。
そう、着々と秋は足音を立てて近づいてきているのだ。
その証拠に、子ども会の子どもたちが、毎年恒例の「十五夜祭り」の寄付金を募りにきた。
今年は小学校高学年らしい女の子が3人でやってきた。
我が家は毎年500円寄付することにしている。
「よろしくお願いします」
と500円玉を渡すと、女の子たちは、まず、
「ありがとうございます」
とお礼を言った。
そして続けて、
「お菓子券はどうしますか」
と聞いてきた。
お菓子券とは何だろう。聞いてみた。
「お菓子券とは何でしょう?」
女の子のうちの一人が、
「お菓子券があると、券と引き替えにお菓子をもらうことが出来ます」
とぎこちないよそ行きの口調で答えた。
その返事は私の欲しかった答えとは少しずれているような気がした。こういう会話をどこかで読んだことがある、宮沢賢治だっただろうか。「注文の多い料理店」
それとも尾形亀之助の詩「左側を通って下さい。左側を通らない人にはチョウクでしるしをつけます。」
ともかく、なんとなくお菓子券を受け取らなければいけないような気がしてきた。
「じゃあ、一枚下さい」
小銭入れを開けようとした私を、別な女の子が
「あ、えと」
と、止めた。
「今いただいた500円のうち、100円をお菓子券代として、残りの400円を寄付代とさせていただくことも出来ます」
やけに大人びた口調で、それでも緊張しきった顔で言う。
「じゃあ、それでお願いします」
と言うと、彼女たちは「お菓子券」と書かれた白いチケットを一枚渡してくれた。
彼女たちは頭を下げて帰っていった。私に見えないところで保護者の方が待っていることを私は知っている。
ところで。
彼女たちが帰った後で気がついた。
私は子ども会の十五夜祭りに行ったことがない。
チケットを見ると、日時と、「○○子ども会」の文字が書いてあるだけ。
どこであるんだろう、十五夜祭り。
木の葉のお金をもらった商人はこんな気持ちだろうかとしばし途方にくれた。
夏休みに入ると、どこからともなくあの声が聞こえてくる・・・
「今年のキャンプは、何日にどこに行くの? あたしの休みはね~・・・」
どこからともなくつか、実家の姉王様からの電話である。
夏休みには、姉、甥っ子(姉の子)、旦那、私といういつものメンバーで恒例のキャンプに行くことになっているのである(姉の中で)。
これは、昨年のキャンプのときの思い出である。一年たったからもういいだろ。
昨年も、不動の4人でキャンプに出かけた私たちなのであった。
甥っ子の目的は「虫取り」。
いつの世も変わらぬ不動のエース、
カブトムシ を捕まえたいと行きの車中でそればかりを言っていたので、大人たちはいわれなきプレッシャーを感じていた。
軽く川遊びをした後、
「早く虫取りをしたい」
と言う甥っ子のために、キャンプ場の近くにある「
カブトムシ ランド(
仮名 )」という公園へ行ってみることになった。
「
カブトムシ ランド(仮名)」という公園は、町で企画している「夏休み自然体験ツアー(
仮名 )」のコースにも取り入れられている公園で、町のパンフレットには、
カブトムシ (オス)をつかまえてポーズを決めている男の子の笑顔の写真が掲載されている。
しかし、地図ではキャンプ場から車で5分とかからない場所にあるはずのその公園が見つからない。
近くの商店で聞いてみても、地元の人も知らない様子で、その上、
「この辺で
カブトムシ がとれたのも、もうだいぶ昔の話だよ」
と訝しそうにしている。
結局、その商店のおばあちゃんが息子さんに電話をして下さって、場所を確認して下さった。
「役場が2~3年前に作った公園」
らしい。雲行きがあやしくなってきた。
ようやく「
カブトムシ ランド(仮名)」に辿り着くと、そこは山の斜面をテニスコート2面ぐらい切り開いて、新たにクヌギの幼木を一面に植樹したばかりの場所であった。
クヌギの木一本一本が、私の胸の高さほどしかない。
カブトムシいない雰囲気抜群である。
「これは・・・いないよね」
「うん・・・でもこういうのはいるかいないかよりやったかやらないかが大事だから・・・」
ポジティブな姉と会話を交わす。
姉の言葉通り、甥っ子はすごいハイテンションで、
「カミキリムシー!」
「バッター!!」
「カナブンー!!!」
「クモー!!!!」
急発進でボルテージを上げていってた。
旦那は「カブトムシランド(仮名)」の周りを取り囲んでいる原生林にちょろっと混じっているクヌギの木などを見ていたが、
急に「カブトムシランド(仮名)」の中腹あたりに腰を下ろしている、この場には不似合いなカッターシャツとスラックスを着たおっちゃんに話しかけていた。
カッターシャツのおじちゃんとなにやら話していた旦那は、私たちの近くに降りてくると、甥っ子に
「カナブンとれたね、よかったね」
と言い、
「帰ろうか」
と告げた。
帰りの車で、旦那にこそっと
「カブトムシいなかったね」
と言うと、
「いや、いたよ」
と返された。
不思議に思って、
「どこに?」
と聞き返すと、旦那は苦笑して言った。
「あのシャツ着たおじちゃんの隣に、コンテナが積んであったでしょ」
そう言われてみれば、おじちゃんの隣にオレンジのコンテナがたくさん積んであった。腐葉土でも撒くのかと思っていたのだ。
「あの中に、カブトムシわっさー入ってた。」
おりしも、「カブトムシランド(仮名)に向かう親子連れをたくさん乗せた、「夏休み自然体験ツアー(仮名)」のバスとすれ違ったところであった。
役場のおじちゃん、長居してごめんね。
間に合ってたらいいんだけど。
ちなみに甥っ子は、次の日の朝、泊まっていたコテージの入り口に落ちていたクワガタ(オス)をミラクルゲットした。
次郎と命名。春間近まで生きた。
旦那のお父さんはちょっと強面な感じの人だ。
一見、ヤのつく自由業の人に見えなくもない。
しかし内面は義理人情に非常に厚く、何よりありがたいことに嫁として失格とも言えるほど何にもしない私のことをものすごく可愛がって下さる。
そんなお義父さんが、帰省中、私と旦那にふと漏らした。
「欲しいものがある」
何だろう。
私たちに買えるものであれば是非プレゼントしたい。
そんな気持ちで聞いてみた。
「それは何ですか?」
それは・・・
お義父さんが今欲しいものランキング一位のものは・・・
「ハブとマングースが一発触発で睨み合っている構図の剥製」
ハブが鎌首を上げて上から威嚇している下から挑むようにマングースが一瞬の隙を突こうとしている、お義父さんに言わせれば、
「バリかっこいい」
剥製なんだそうだ。
よんまんえん。
お義父さん・・・
良さが分かんないよ・・・
アタイとは住むカテゴリが違いすぎるよ・・・
かっこよさのベクトルの方向性が違いすぎるよ・・・
結局、お義母さんに告げ口して、
「そんなものはいらない」
と言ってもらった。
どこに置くつもりだったのだろう・・・
それにハブとマングースは闘わないしな・・・
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