 呼んでる! 呼んでるよ! 海に行ってきた。 いつもの海、南さつま市坊津町「B&G海洋センター前ビーチ」へ! ところで、前回のmy海開きで、私の足は恥ずかしいことになっていたのだった。  靴下焼け→ 私は考えた。 この靴下(足ヒレ用の靴下ではなく、沢登り用の靴下だったことが後に判明)を前回より短く折って履けば、新たな焼き目が前回の焼き目といい具合に重なって自然なグラデーションを描き、こう、なんつーかナチュラルな? 曖昧な? 白黒はっきりつけないマイルドな感じの? 足元になるのではないかと。  今、もっと恥ずかしいことになっている。
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ピンポンが鳴った。 インターフォンよりも玄関に近い場所にいた私は迂闊にも直開けしてしまった。 そこに立っていた布団屋のセールスマンのお兄ちゃんは、開口一番こう言った。 「あ、お か あ さ ん、 い ま す か ?」 平仮名で。 ゆっくりと。 優しく。何? 何何何? どういう状況? 私(注:31才子ナシ)と彼の間に流れるちょっとした空白。 夏の風(3階だから)。 少なくとも 「いやーん  アタシもまだまだ若いってことね    」 つー展開じゃないことだけは確かだ。 ベクトル的にそれとは真逆方向だ。 ワカルダロ? 何と答えればいいのか? 「 (この家に)お母さん (と呼ばれる人)は、いません」 ・・・変ダロ。真実だけど。 「そうです、私がお母さんです (嘘)」 ・・・駄目ダロ。 ちょっと苦笑しながら、 「子どもはおりませんが、 (アンタが用事があるのは)私のことだと思います」 つったった。(←「と言ってやりました」の意) アレは何だったんだろう。 母親専門のちょっと特殊な布団を売る会社なのか、 ドアを開けた瞬間に私の禍々しいオーラを感じ取り、「こいつじゃない誰かと話したい」と思ったのか、 「うちはいいですー」とドアを瞬殺閉じさせないための、相手に虚をつかせる新しいセールス技法なのか? ←これか? 天文館のタカプラ前の交差点で夕方~夜に一人で信号待ちをしていると、 「おねーさんどこのお店ー?」 と声を掛けてくるキャッチ君がいる。 あれも一瞬 「え?」 となって動きが止まるもんね。 そういうマニュアルがあるんだろうね。 それと同じような感じなんだろうか。 この技を使われたことがある奥様、他にいらっしゃらないかしら。
長い戦いになりそうな気がしてきたのでシリーズにしてみた。 ピンホールカメラ購入編(黎明編)はこちら 真っ白お化け編(宇宙編)はこちら起きたら、昼の1時半だった。暑い。めっちゃ晴れてる。 昨日の、ピンホールカメラ失敗の件が頭をよぎる。 この晴れっぷりだったら、限りなく昨日と同じコンディションで撮れるんじゃないか、と思う。 反対に、今日はもういいじゃん、家でぼーっとしてようよ、という思いもある。 家で・・・ネットしてー・・・ぼーっとしてー・・・ 耐えられん。 「美しくなければ生きている 意味がない」と言ったハウルの気持ち、今はよく分かる。 人生は美しくなければ意味がない。 あと、忘れてたけど私はめっちゃ負けず嫌いだ。 ツンと言われれば、デレと言わせたいほうである。 立つものならば立たせてみたい、そのフラグ。 歌丸です。(嘘) 15分後には私は家を出ていた。 歩きながら考えた。 まずはフィルムの入れ方が問題だ。 ケータイで昨日の記事を見てみたら、コメントが2件ついてた。 ひとつはkuriさんという方から。 もうひとつ、「 女王様の気分はお天気次第」の百合華さんがアドバイスを下さっていた。 >正しいフィルムのセット法を旦那さんか、 >ピンホールカメラ勧めてくれた人に教えてもらってからリベンジしてみては? そうだよね! 分かんないんだから、聞けばいいんじゃん! 私は昨日写真を現像したカメラ屋さんに向かった。 カメラ屋さんには、パートっぽいけだるいセクシーな感じのおばちゃんがいた。 フィルムを買うと、私のことを覚えていてくれた。 「実はフィルム入れがよく分かんないんです」 と言って、見てもらった。 おばちゃんは、「変わったカメラね」と言いながら、 「これは昔のカメラとおんなじだから、ここにフィルムを入れて・・・」 と教えてくれた。フィルムを上手くつまみに引っかけた後何回か巻いて蓋を閉めるのだが、巻き上げ用つまみを押さえていないとブルブルッ(察して)となってしまうので二人掛かりで蓋を閉めた。 カメラのチープな作り(1890円)を心配して、光が入るといけないから、とマスキングテープも貸してくれた。 「後で現像しにまた来ます」 と言って、私は昨日も登った坂道をえっちらおっちら登った。 慈眼寺公園で写真を撮っていると、ミニチュアダックスを散歩させていたおじいちゃんが、 「どうしたのね、気分でも悪いのね」 と声を掛けて下さった。ちょうど地面に座り込んで下を向いていたので(シャッターを指で下ろしていなければならなかったから)そう見えたのかもしれない。 「大丈夫です、写真を撮っているんです」 と言うと、まだちょっと訝しそうにしている。確かに地面に座り込んでいるこの姿、説明しづらい。 「日光写真なんです」 と言うと、おお、と合点がいったように相好を崩された。 「それはまあ、また、今どき珍しいものを」 にこにこしながら散歩に戻っていかれた。 それでまあ、無事に取り終えたわけだが。 撮れてたか、撮れてなかったかが物凄い問題である。 撮れてた。 心霊写真みたいなものが。 カメラ屋に写真を撮りに行くまで、もうめっちゃドキドキした。 挫折の繰り返しは心の健康にものすごく悪いんである。(カウンセリングより) カメラ屋にはけだるげおばちゃんと、店長さんみたいなおじちゃん(初見)がいた。 「これ、何で撮ったのー?」 とおじちゃんが聞いてくる。 光量が多すぎたのか、シャッター時間が長すぎたのか、ネガが真っ黒になっていたんだそうである。 「変わったカメラなんですよ」 とおばちゃんが言うので、カメラを出してみせると、なんか店長みたいな人がちょっと嬉しそうになった。 「今日みたいな天気のいい日は、シャッター時間は1~2秒でいいかも」 と教えてくれた。私30秒~1分ぐらいシャッター開けてたかも。 「一番いいのは1秒の写真、2秒の写真、5秒の写真、って連続で撮ってみて、一番いい時間を感覚でもっとくことだよね」 それが醍醐味だよね! みたいな。 なんか、長くなりそうな気配を感じた。 店長さん(仮)は真っ黒ネガを写真にしてくれた。 殆ど心霊写真だが、何枚か意味が分かるのがあったので載せておく。  桜の木を下から見上げてる。→  道路。カーブミラーがあるじゃろ。→  手前芝生。後景に並木→ - - - - - - - - -(スタートライン)- - - - - - - - - - - - - やっと立てた感じ。 コレカラ、コレカラ。
私になんの断りもなく梅雨明けしやがった(嬉)。 起きたら朝だった。昼でもなく、夕方でもなく。 なんかしようと思った。 こないだ買ったピンホールカメラを使ってみようと思った。  こないだ買ったピンホールカメラはこれ→ 買ったときの記事は こちらどこで撮ろうかなぁ。 撮ってみたい場所を考えてみた。 最初に思いついたのは中央駅。 ピンホールカメラは時間を写すカメラ。人の流れを撮ってみたいと思った。 でも多分変な人だと思われる。 諦める。 多少変な人でも許される場所、慈眼寺公園に行ってみた。 暑いので、人は少なく、家族連れと、リフティングの練習をしている兄ちゃんと、おじいちゃん。あとふるさと考古歴史館の玄関前で、子連れのお父さんが火おこし体験をしていた。暑いのに大変だ。 何枚か撮っているうちに、嫌な予感がしてきた。 フィルムがちゃんと巻けてないような気がする。 枚数が増えるにつれて巻きが重くなってくるはずなのに、ずっと軽いままだ。 空回りしてる? ちぎれた? 開けてみる? でももしこれが正常な状態だったらどうする? 物凄い疑心暗鬼になりながらの2時間。 心の天秤は、かなり「多分最初にフィルムがちゃんとひっかかってなかったんだ」という思いに傾いていた。 とりあえず説明書のとおりに巻き上げの動作を行い、山から降りた。 近所のカメラ屋にフィルムを出しに行く。 「ピンホールカメラで撮ったんですけれども、巻いてるときに変な感じがしたので何も写ってないかもしれないですが、何か写ってたら失敗でもいいですので現像して下さい」 とお願いして、同じ通りにあるBOOK OFFで時間を潰した。 どうでもいいけど、「♪本を売るならBOOK OFF♪」の曲の合間に喋ってる男性の声がやべっちに似てるといつも思う。 とりあえず「× ―ペケ―」7巻を読んでみた。今Wikipediaで「× ―ペケ―」の項を読んでみたら俊夫の苗字が出川だったことに軽い感慨。 読み終わる頃にちょうど30分経過。 (あー撮れてなくても凹むなよー自分) と呪文のように言い聞かせながら再びカメラ屋へ。 撮れてませんデシタ(凹) フィルムが曲がってる場所があったみたいで、多分そこがひっかかったんじゃないかということだった。 お店の人に、 「あの・・・大丈夫ですか?」 と言われた。 大丈夫デスヨ(凹) デジカメ世代に、「何も写ってない」は凹むよ。 そいで、悔しい。 「意地でも何か撮ってやる」 という思いが湧き上がってくる。 湧き上がってくるけど、けど、ちょっと待て。 私は「フィルムカメラにお金をつぎ込まない」という誓いを立てている。 フィルムカメラは貧乏の敵だ。 何にも写ってなくても、フィルム代(金)も、現像代(金)もかかる、 これはギャンブルだ。 キャンプの差し入れに行って、週末ごとにマリンちゃんに貢いでいる旦那の先輩(家庭持ち)に説教してる場合じゃないつの。 明日リベンジだーという思いと、しばらくやめときなよ、という思いが今も交錯している。 これが、何? トイカメラの醍醐味? ってやつ? 無限地獄にようこそ。
重い重い腰を上げて、やっと耳鼻科に行ってきた。 今年の1月に「低音障害型感音難聴」と診察されて以来、なんとなく良くなったり悪くなったりを繰り返してきた耳鳴りが、ここのところ酷く感じてきたのと、回転性のめまいが続いていたので、そろそろ行かないとなぁと思っていたのだ。 ※過去の記事はこちら → 低音障害型感音難聴※一瞬治って喜んでいた記事はこちら → 低音障害型感音難聴その後重大ミス発覚。 月に一度ぐらい、殆ど耳鳴りがしないラッキーデイがある。 今日がその日だった。 しかも今日はめまいもなかった。 行く必要ないんじゃ・・・と思いながらも、一応次いつ行く気になるか分からないのでいつもの耳鼻科に行ってみる。 午後の一番の2時に行ってみた。 しかしアンラッキーなことに今日は午前が手術の日だったらしい。 そいでもってその手術が長引いているらしい。 午後一番に看護士さんが、診察室から出てこられて、 「先生が(外来に)いつ帰ってくるか分かりません。多分あと40分ぐらいで帰ってくると思うのですが、ご迷惑をおかけします」 と頭を下げられた。 ガビーン。 ほぼ満杯に埋まっていた待合室の空気はちょっと重苦しくなったが、なんとなくしょうがないよね・・・的な空気が漂いはじめ、皆気長に時間を潰しはじめた。 特に小さい子どもさんを連れたママさんたちは、こまめに散歩に出かけたり、飲み物で水分補給をさせたりと、大きな音を出せない場所で(耳疾患の人もいるから)小さな子どもを静かにさせているのは凄いと思った。 3時15分、1時間15分遅れで先生登場。 先生物凄い勢いで予約の患者さんたちをさばきはじめる。 通院している方の中にはシューだけの人(察して)もいるので、あれよあれよという間に自分の番になった。 ・以前「低温障害型感音難聴」と診断されながら勝手に通院を絶って完治していないこと ・起床時に回転性のめまいが起こるときがあること を伝える。 「それで、非常に申し訳ないんですが、今日は耳鳴りのない日みたいで・・・ちゃんと聞こえるんです」 先生、看護士さんともに苦笑い。 とりあえず、診察の後に、音叉の検査。 一月に来たときには左は完全に聞こえなかったが、今日はさすがに左も聞こえる。 しかし聞こえると思っていても右よりは聞こえないんだということを再確認した。 次にめまいの検査をした。 真っ黒なゴーグルみたいな検査器具を頭につけられて、 「右むいてー左むいてーまっすぐー」 座席を歯科の診察台みたいに倒して、 「右むいてー左むいてーまっすぐー」 さらに 頭がだらんと垂れ下がる位置までずり上がって、 「右むいてー左むいてーまっすぐー」 診察台を元に位置に戻すときに、サンダルのヒールが足を置くところと椅子本体の間に挟まって抜けなくなった。 もう一度倒してもらって抜いた。しきりにごめんねごめんねと謝る先生。 次に先生は言った。 「チョーケンだけやりましょうね」 チョーケン。 聴覚検査。 これが私の通院を阻んでいた原因である。 長いんである。(検査時間が) 頭にヘッドフォンみたいなのをつけて、音が聞こえてきたら手元のボタンを押す。 反対耳からは雑音が聞こえている。 これを繰り返すわけである。 ピーが聞こえたらカチ。 ピーが聞こえたらカチ。 ピーが聞こえたらカチ。 これ、新しい拷問を考える係の人はすごい参考になると思うよ。ホントに。 それが両耳終わったら、今度は片側が耳骨にあたる棒みたいのになっているヘッドフォンで、もう一回同じことを繰り返すわけである。 また、ピーが聞こえたらカチ。 ピーが聞こえたらカチ。 ああああああああああああ しかも今日は何故か上手く耳骨に棒が当たってくれなくて、何度もやり直すことになった。 勝手にテンションが下がり、途中何度か適当にボタンを押した。ごめんなさい。  これが1月にとったチョーケン(聴覚検査)の結果。 ○黒線が右耳で、 ×赤線が左耳。 左耳の低音部(左側)が聞こえにくくなっているのが分かる。  これが今回のチョーケン(聴覚検査)の結果。 ○黒線が右耳で、 ×赤線が左耳。 完全に聞こえている(笑) しかも左耳のほうが右耳を凌駕している部分が(笑) 多分、適当に押してた結果だと思う。 検査結果から、 「今日は調子いいって言ってたけど、ほんとに前より聞こえるようになってるね。めまいの検査であやしい部分があって、疑うとしたらメニエールだけど、確定はできないので、前飲んでた薬のステロイド剤以外と、めまいの頓服を出しましょう」 ということになった。 アデホスコーワ顆粒10%という血流を良くする薬と、 メチコバール500という、ビタミンB12の薬と、 セファドールというめまいの薬。 メニエールという単語が先生の口から出たのはやっぱりねという感じだったけれど、検査の結果から、前よりかなり良くなってるんじゃないかと単純に考えてしまう(嬉) 今日が耳鳴りラッキーデイだということを差し引いて、耳鳴りが酷いときに行っても、多分1月よりは良くなっているのではないかと勝手に思ってしまう。 とりあえずこの検査結果はお守り(何の?)にしようかと思う。
「俺にだって悩みはあるんだよ」 そう言われた。 続けて、彼は自分の背中を押さえてこう言った。 「ここ、押して」 私は訳が分からないまま、彼が指し示す場所を押した。 「ニャー!」 猫の物真似だ。続けて彼は自分の胸を指して、 「ここ、押して」 と、また言った。再び訳の分からぬままそこを押すと、 「クルックー!」 今度は鳩の物真似をされた。 彼は実に嬉しそうに笑いながら、 「猫背と鳩胸。昔っから悩んでんの!」 と言った。 これは・・・ オヤジギャグ? 笑っとくとこ? 私は限りなく曖昧な笑みを浮かべながら 「へー・・・あははー」 と言うしかなかった。 そもそも、ちょっと空気が読めないところがある。ような気がする。 以前いた職場に赴任してきた管理職が、「リフレッシュデー」という日を設けた。水曜日のことだ。 「週の中日ぐらいは残業をしないで定時に帰りましょう」 という趣旨だった。 毎週水曜日になると、一日の日程を示すボードの一番下に「リフレッシュデー」の札が貼られるようになった。 貼るのはもちろん管理職で、職員が全員帰るまで管理職は帰れない建前になっていたから、もちろんリフレッシュデーは彼のための日でもあった。 私はこの「リフレッシュデー」をうすらぼんやりとしか認識していなかった。 元々「この仕事は時間内」「この仕事は時間外」とはなから分けて考えるくらい仕事がさばけなかったので、仕事は「残業ありき」だったのである。 それで残業し続けた。水曜日も分け隔て無く残業してた。 そうしないと仕事が回んなくなるから仕方がない、と思ってた。 毎週誰かは必ず忙しくて、どの水曜日も数人は残業していたから、「リフレッシュデー」は定着しないかのように思われた。 いつものように水曜日、残業をしていた私は、自分の仕事部屋からコピーをとるために、管理職がいる部屋にガツガツ入っていった。 不機嫌にコピーをとっていると、日程のボードに、朝にはなかった文字が書かれていることに気付いた。 「リフレッシュデー」の札の下に、管理職の弱々しい字で、 「早く帰る日」 と書き加えられてあった。
昨日深夜、旦那の職場のキャンプに差し入れに行ってきた。 ハーゲンダッツのアイスが差し入れの中にあったのだけれども、それを食べているときに、バニラチームに突如 「インスタントコーヒー(粉のじゃなくて粒の)をふりかけて食べる」 ブームが到来した。 一心不乱にインスタントコーヒーをふりかけては食べ、ふりかけては食べするバニラチーム。 ストロベリーチーム&クッキー&クリームチームも、最初は訝しがっていたが、食べてみると、 「え、おいしいよこれ」 と言い出す人続出。 一口食べさせてもらったけど、確かにバニラにコーヒーが溶けてコーヒーアイスの味。濃厚。 有り無しで言ったらアリだと思う。 ただ、脳天と胃に物凄い刺激が走った感は否めない。
この間、久しぶりに会った友人のまりさんとの、待ち合わせ場所での会話。 まりさん「久しぶりー。元気?」 私「えっとねえ・・・一週間ぐらい調子悪かったんだけど、三日ぐらい前から良くなり始めて、今元気」 まりさんは、少し困ったような表情を浮かべた。 まりさん「えっと、『How are you?』みたいな意味で言った」 私「あ! あ・・・そうだよねー。元気元気。元気ー?(and you?)」 病院とカウンセリングと家の往復のみの生活は、確実に私を蝕んでいると思った。やばい。
男性の脳は、記憶を「上書き保存」するが、 女性の脳は、記憶を「名前を付けて保存」する、と聞いたことがある。 男性は新しい情報が入ってくると、以前の記憶は消してしまって、一番新しい記憶だけが残る、昔のことにこだわらない脳なのに対して、 女性はぜーんぶ覚えている。 だから例えば夫婦で喧嘩をしたときも、女性は突然、 「あなたは3年前の○月○○日にも同じようなことしたわ。私はそれもまだ許してないんだから!」 と言い出したりして、男性を心底震え上がらせる。 そんなことしたっけ俺・・・? と思い出せないままにとりあえず謝るはめになり、そしてその記憶さえも次に起こる新しい記憶によって上書きされて忘れてしまう・・・のだそうだ。 私の旦那は、スティーブン・セガール氏の主演している映画が大好きである。 「日曜洋画劇場」などで「セガールもの」の放映があると知ると、ウキウキして、 「あーもう日曜の夜だけが俺の唯一の楽しみだ」 などと言う。もちろん毎日のカウントダウンも忘れない。 「でもこれ、見たことあるやつだよ。てか多分3回くらい見たよ」 と言うと、きょとんとした顔で、 「見たことあるか、見たことないかは、見てみるまでちょっと分かんない」 と言う。 本気である。 楽しみを邪魔するのも悪いので、私もそれ以上は言わない。 当日、「セガールもの」が始まって30分ぐらい経ってから(9:30くらい)、CM中に、 「見たことあるやつだった?」 と聞くと、 「もうちょっとなんか起こってみないと分かんない」 という返事がかえってくる。 それで10:00ぐらいに唐突に、 「あー! 俺これ見たことあるかも! 何回かあるかも!」 と叫ぶのである。 「そうなんだ。思い出せてよかったね」 と言うと、得意そうに、この後こうこういう展開になる、と教えてくれる。 それで 「最後はどうなるの?」 と聞いてみると、 「それは・・・最後になってみないと分かんない」 こういうのなんて言うの? まだらぼけ?まだら上書き保存? 明日、金曜ロードショーで「ハウルの動く城」があるらしい。 その予告CMを見ながら、旦那が、 「ねえ、俺これ見たことある?」 と聞いてきた。 あなたがスタジオジブリ作品で見たことあるのは 「千と千尋の神隠し」 だけだということを覚えて欲しい。
「絶対に梅雨はあけた」 と浮かれて書いた同じときに、よそでは大雨が降っていて。 降り続いて、被害も。 自分の迂闊さに恥じ入る。 病院の日だった。 続きを読む
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