長らく表社会から足が遠のいているせいもあって、時流の流れに乗れていないと感じるときがある。 年齢的なものもあるのか、最近とみにそれを感じるようになった。 世間って、スゲー足早に私の周りを通り過ぎていく。 梅雨明けもまだなのに、雑誌では秋の新作コスメが発表されていた。 ちょっと買い物に行っただけなのに、もう夏物セ-ルが始まっていた。 「HOME MADE家族」がなんなのか知らない。 旦那がいい歳して「抱いてセニョリータ」のサビの振り付けが出来るのをキモイと思っている。 まあ、でもそんなものかもしれない。 もともと、そんなに歩みの早いほうじゃなかったしな。 と思っていた矢先、一枚のチラシが。 「スタジオア○ス」さん。 いくら早撮りとはいえ、七五三のチラシは早すぎませんか?
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↓↓プチ自慢してます。自慢話の苦手な方はスルーください↓↓ 旦那が、スゲーハイテンションで帰ってきた。 「あやちゃん! 聞いてよ!」 目がキラキラしている。 ここのところ、仕事疲れで死んだ魚のような目しかしていなかった旦那なのに、まるで別人である。 「HP作成講座の講師の依頼が来た!」 ガッ、と右手を差し出してくる。握手を求めているらしい。そっと手を握り返すと、熱い闘志が伝わってくる勢いで握りかえされた。 握手をしていないほうの手で、ぐっと親指を立てるポーズをしている。その親指の反り加減に、彼の喜びが表れているようだった。 「・・・受けたの?」 「もちろん!」 受けたのか・・・ 旦那と私の温度差には理由がある。 旦那はここ3年くらい自分の職場のサイトの管理の係をしている。 本来の仕事とはあんまり(全然?)関係ないんだけど、旦那は情報を発信することに意義を見いだし、こまめに更新をしている。 そして努力が実って、2年連続同職のサイトの全国大会で県優秀サイトに選ばれているのである。 講師としては申し分ないと思う。 妻として喜んであげたいと思う。 ただ、 ただである。 アイツはHP作成のことなんかなんにも分かっちゃいないんだよ! 2年連続、旦那の職場のサイトの雛形を作ったのは私である。(プチ自慢) もちろん旦那が認められたのは更新の部分で、ただでさえない時間を割いて地道に更新をしている旦那を尊敬している。 しかし「HP作成講座」で、 HTMLのHのなんたるかも、 CSSのCのなんたるかも 知らない彼が(私も知らないけど)、一体何を教えようとしているのか。 有り画像を全部アップロードしてからサイトに使う数枚を選んでリンクを貼るという行為を繰り返して、サーバー側に怒られて逆ギレしたことがある彼に、教えることがあるのか。 つか教えられるのか。 非常に心配である。 「どうすんの・・・?」 って聞いたら、 「今から勉強する!」 という非常に元気のいい返事がかえってきた。 そんな時間絶対ないと思う。
昨日電話で 「明日Fくんの誕生パーティーやるからおいでよ」 と言われ、即答で行く行くーと答えた。 それで今日、居酒屋で誕生パーティーに参加した。 「今日誕生日だったんですか」 とFくん(年上)に聞くと、 「ううん、ほんとは明日。6月28日」 と教えてくれた。 ふーん、明日なんだー。 違和感。 なんだ、この心に引っかかるものは。 ・・・明日が6月28日。 ・・・ということは、今日は6月27日。 6月27日は。 旦那の誕生日。
Mさんとお好み焼きの話題になった。 Mさんも私も、時期はずれるが広島に住んでいたことがある。当然、「広島風お好み焼き」の話になる。 「鹿児島に帰ってきてから広島焼き食べたことある?」 「ない」 「私もない」 鹿児島は、慢性的にお好み焼き屋不足である。私はそう思っている。 あってもそれは大阪風お好み焼きのお店であって、しかも 「あそこのお好みはおいしい」 というように一つのお店が評判になるようなことはまずない。 県民のお好み焼きに対する関心が低いのである。 タウン誌の「おいしいお店情報」のような特集記事に取り上げられる定番は「ラーメン」か「白熊」。 この二大巨頭を打ち崩す勢いは今のところお好み焼きにはないのである。多分この先もな。 「普通のさー、大阪焼きのお店にたまに『広島焼き』ってメニューあるお店あるじゃん、あれ食べる勇気ある?」 「ない」 「多分だけどさー、モダン焼き食べさせられるよね(先入観)」 「多分ねー」 「『広島風お好み焼き』って店頭に書いてあるお店に入る勇気ある?」 「ない」 「勇気いるよねー」 広島風お好み焼きはラーメンと同じぐらいウママズの境界線のはっきりしている料理なのだ。 初見のラーメン屋(うさんくさい)に入る勇気があるかどうかに似ている。 じゃあ家で作ればいいじゃない! と言う人もいるかもしれないが、広島風お好み焼きの制作過程は伝統芸能である。 家で作る技術は私は持ち合わせていない。しかも家のホットプレートでは、生地を焼くところ、そば(またはうどん)を炒めるところ、たまごを焼く場所の3箇所が確保できないではないかと思う。小さいから。 「そういえば」 Mさんが思い出したように言った。 「広島の病院で肝臓の検査を受けたときに、『肝臓によい食事』の紙をもらったんだけど、お好み焼きは『肝臓によい食事』に入ってた」 「そうなんだ」 勝手な思いこみで言わせてもらえば、お好み焼きが肝臓に良さそうには思えない。悪いことはないだろうが、すごく良いようには思えない。帰ってから調べてみたらやっぱり肝臓によい食べ物はレバー類やはまぐり、シジミ、あさりなどの貝類、納豆などの大豆食品、あとホウレン草、たまご←これか? そもそも、そのリストにお好み焼きが入っているということ自体が不自然である。 「多分患者さんが聞くんだろうね『先生、お好みはどうかいのう? 駄目かいのう?』」 「スゴイ何回も聞かれるから、リストに入れたんだろうね」 「それでもしも『肝臓に悪い食べ物』のほうに入れたら、暴動が起こるんだろうね」 「あー、肝臓が悪い人たちのねー」 「『お好みはのぅ、粉と野菜で出来とるんじゃ! 体に悪いはずなかろうが!』ってなるんだろうね」 「とりあえずいいほうにいれとけって感じなのかもね」 妄想を膨らませすぎたせいで、すっかり広島焼きが食べたくなってしまった。 美味しくなくてもいい。 ふつうでいいの 鹿児島だもの みつを
 ピンホールカメラ、買っちゃった  自分で自分の生活を管理するようになってから、つまり自分でお金の使い道を自由に考えられるようになったころから、 私の周りには常に何人かのカメラ好きがいた。 引っ越しても、引っ越しても、 「趣味はカメラ」 という人が常に何人かいる。それだけカメラ好き人口が多いということだろう。 その人たちを見ていて、いつも思っていた。 「フィルムカメラにだけは手を出すまい」 と。 フィルムカメラはお金がかかる。 フィルム代がかかる。 現像代がかかる。 - - -(現実と非現実を分かつライン)- - - 一眼レフとかいうカメラが欲しくなる。 フィルターが欲しくなる。 十二万のレンズを買うためにバイトを増やしちゃったりする。 自分で現像がしたいな、と思っちゃったりする。 その他諸々。 無限地獄である。 「あれは、金持ちの道楽である」 と思って、なるべく近寄らないようにしていた。 デジカメはその点、初期投資さえすれば後はそんなにお金かからない。いい奴である。 周りもデジカメ主流である。 それなのに最近、やたらとフィルムカメラを目にするのである。 うっすらと感じてはいたよ。 トイカメラ、来てるよなー。 私が髪を切ってもらっている美容師さんが、一年ぐらい前からスーパーサンプラーにはまっている。 スーパーサンプラーは4連写ができるトイカメラである。一枚の写真の中に4コマ漫画のように連写した写真が撮れる。 どこかに出かけるたびにそれを持っていって、撮った写真を見せてくれる。 また、もう一人の知り合いが、最近フィッシュアイカメラを買った。 凝る質らしく、最近ずっとそのカメラで撮った写真を見せてくれる。 2人に共通しているのだが、 上手なってきてんねん。いや、何というか徐々に自分のものにしてきてる・・・というか何かなじんできているのである。 それが克明に撮った写真に表れる。 トイカメラの魅力はこれかー。そう思ったら納得できる気がした。 私だったら、ピンホールカメラかな・・・ いやいやいや、フィルムカメラには手を出さないって決めてたじゃん!落ち着け、自分! そう思いながらも、ピンホールカメラをGoogleで検索したりしてもみた。 どうやら、ピンホールカメラは基本自分で現像しないといけないらしい。 安心した。 そんなめんどいこと、自分が出来るわけがない。道具も揃えないといかんしな。 ところが、ポラロイド社が出しているピンホールカメラは、ポラロイドカメラの印画紙みたいなのが使えるみたいなのである。 また揺れる私。 しかしその印画紙が高いのである。 また一安心である。 「ポラロイド社のピンホールカメラ、持ってるよ」 とは、フィッシュアイカメラの彼である。 「普通のフィルムが使えるピンホールカメラもあるよ」 と彼は言う。 次に会ったとき、彼は「今買ってきた」と、その「フィルムが使えるピンホールカメラ」を持ってきてくれた。 「キャパルボ(地元のビル)のヴィレッジバンガードにあったよ」 「あと一個あったよ」 店員か。ぐるなのか。 まあ、買ったわけだが。(1890円) あやうく、その隣に置いてあったホルガも買いそうになった。 買わないけどね。 買わないけどね。
誕生日に「 ただただ、だらだら」ののしさんからとんぼ玉をいただいていた。 手芸用にとのことだったが、とんぼ玉は美しいと見る専門で今まで使ったことがなかったので、どれ、じっくり使い道を考えてみるとするかね、と自分の腕と相談しながら長い目で見ることにしていた。 しかし、一つだけどうしても今年の夏までにこれで何か作ってみたいな、と思って仕方がないのがあった。  ほんのり透き通っていていかにも涼しげである。 考えた末、浴衣を着るときに帯に付ける根付にしてみることにした。 手持ちの浴衣は紺色で合いそうだし、なんとなく根付というアイテムものしさんのイメージに合っているような気がする。いや、のしさんのイメージは関係ないんだけど。 根付け・・・つーことは、和風・・・ 新領域である。 まず紐に何を使うか考えてみた。 飾り紐?・・・普通すぎない?(普通でいいじゃん! 自分) ヘンプ使う?・・・ヘンプはないと思う・・・ ワックスコード? 革ひも? と考えているうちに、考えすぎて イーッ となって、 もういいじゃんいつものゴールドチェーンで!となった。  それでこういうふうにできた。 騙されないで! 和風なのは敷物だよ! 和を意識したウッドビーズなど買いに行ったりしたのだが、 ウッドビーズとの組み合わせを試行錯誤したりしたのだが、 どうしても数珠っぽくなってしまって、それも普通の数珠じゃなくて山伏とかが持ってそうな武闘派系の数珠っぽくなってしまって、 そういえばウッドビーズって和っていうよりアジアンな感じじゃんっていう新しい発見もあったりして、 それで、結局いつもの感じになってしまった。 オチツク。 でも、ちょっと帯に合わせてみたら、帯のところに小さな金魚鉢をぶら下げているみたいで可愛かった。
 夜中に急に 「そうだ! ティアラ作ろう!」 と思い立って、作ってみた。 (画像をクリックで大きな画像がご覧になれます) 材料 百均のワイヤー シルバーワイヤー(アメリカンワイヤー#28 11-46-2) パールの安ビーズ白(大中小)ピンク(大小) クリアビーズ丸大 ジュエリーシール(シルバー小)百均のワイヤーであらかたの形を作って、それにパールを通したシルバーワイヤーを巻き付けていった。 大きさは手のひらに乗るくらいの大きさ。 ゆうこりんが頭につけたらちょうどよいくらいの大きさである(適当)。 ・・・あんまかわいくない。 ベース(頭に当たる部分)にパールをたくさんつけて華やかにして、 上の部分にはあまりつけないで押さえようと思っていたのに、全体的にこんもりとした感じになってしまった。 肉に似ている。  しかし失敗は成功の母である。それに、おかきの缶の上じゃなくて、背景を○ティちゃんにしたらかわいく見えるかもしれないじゃん!(→失敗した模様) (画像をクリックで大きな画像がご覧になれます)
三都主結婚してた・・・ しかも子どもまでいた・・・ なんかショック・・・ アタイの乙女心を返して!ちょっとだけそんな気分である。 クーラーの掃除をして、試運転をしようとして気付いたんだけど、 クーラーのブレーカーを昨夏の終わりから上げっぱなしだったことに気付いた・・・ ショック・・・ 節約主婦のプライドズタボロである。 駅のホームにある椅子で周りを女子短大生に囲まれて、 しかもその女子短大生たちが 「今スズメがモコってなってブルってしたー! かわいいー!」 とか言っているのを かわいいのはスズメじゃない! アンタたちだよ! とナチュラルに思ってしまった自分がちょっとショックだった。 完全にオヤジ目線な自分に幻滅である。 と、色々ショックなことがあった一日であった。 しかし天気がよかったので久々に水面から顔が出たような気持ちであった。調子よかった。
ちょっと前のことだが、ゲームセンターでクレーンゲームをした。 それより以前、甥っ子と(私と旦那と姉、つまりいつものメンバーで)ゲーセンに行ったときに、甥っ子が欲しがった仮面ライダーか何かの人形セット(大)を旦那が見事一発で仕留め、 「初めてなのに! 取れちゃった!」 と、軽い祭り状態になったことがあったので、私も自分の実力を突然試してみたくなったのである。 私はグレーと白黒のシックなミニーちゃんの人形を狙っていた。 200円で1回、500円で3回できるということであったので、500円入れた。 2回失敗した。 結構重いのね、人形。 そして結構へなちょこなのね、クレーン。 そのクレーンの役、アタシにやらせなさいよってくらい、へなちょこなのね。 残りはあと一回、と機械の前でオーラ?を高めていると、突然私の隣に立つ人影があった。 へなちょこクレーンをグローブがわりにPKを待ち受ける川口バリに集中していた私は、集中を乱されてちょっとびっくりした。 横に立ったのは店員さんだった。 がしゃがしゃと鍵の束をズボンのポッケから取り出すと、目の前のクレーンゲームの鍵を開けて、ガラガラとケースを開ける。 「どれにする?」 聞いてくる。 どれにする?っていきなりなんだ。 宗像コーチに大抜擢された岡ひろみの気持ちってこんな感じか。大げさか。 「そのガンダム、アンタの」っていきなり言われたアムロ・レイの気持ちって、こんな感じか。ガンダム、知らないけど。 「これ?」 なおも畳みかけるように聞いてくる店員。指の先にはやはり白黒グレーのドナルドダックがあった。 「それじゃなくて、このミニーちゃん」 と言うと、店員はミニーちゃんを掘り出し、何をどうやっても取れるだろうという位置に置いた。 ケースを閉じる店員。 「どうぞ」 と言い、去っていった。 3回目の挑戦では、当たり前だが、あっけないほど簡単に取れた。 ゲーセンのクレーンゲームで店員さんが取らせてくれるという話はうっすらと聞いたことがあったが、 初挑戦でいきなり来られるとは思わなんだ。 ビギナーズラックというやつなのだろうか。 30代の禍々しいオーラが出ていたのだろうか。 オーラ高めすぎて、心眼を使われると困るとでも思ったのだろうか。(思ってるわけない)
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