ここ2~3日、右手の親指の腹に違和感を覚えていた。 痛いというわけでもなく、かといって何でもないわけでもなく、常にじんわりとした痺れがある。 赤くもなってもなく、トゲが刺さっているわけでもないので、自分の繊細さゆえの何かなんだろうと思っていた。 今日PS2のコントローラーを握ってみて分かった。 痺れ部分と右スティックの絶妙なマッチング。 あ、「塊魂」のやりすぎね。 そういうことね。  PlayStation2のゲームソフト「塊魂」は、小さな王子が世界中に落ちているものをひたすら巻き込みながら塊を大きくしていくゲームである。 2004年の発売当初にTVCMが流れていたのを覚えている。 自分にとっては3年ぶりぐらいのゲームである。 集中力がないので、ゲームはしばらくやってなかった。 時間制限があるものの、完全自分ペースで進められるまったり加減が嬉しいゲームである。 シューティングゲームやレースゲームをするときみたいに反射神経が必要なわけでもないし、 格闘ゲームをするときみたいに複雑なボタン操作が必要なわけでもない。 ロールプレイングゲームをするときのように忍耐強さが必要なわけでもないし、 オンラインゲームのように殺伐とPKに怯える必要もない。 左右スティック2本を動かして、王子を操作する。 それだけなんである。 それだけなんだけど、それだけなりの難しさがある。そこが楽しい。 最初は小さなネジとか、押しピンとかしか巻き込めないのでひたすら小さいものを巻き込む。 が、そのうちリンゴとかトイレットペーパーとかのそこそこ大きいものが巻き込めるようになってくる。 変な形のものを巻き込むと、塊が変な形になって動かしづらい。 最初はネズミにも怯えていたのに、そのうち牛も巻き込めるようになってくる。 最終的には家やビルも巻き込めるようになっていく。爽快である。 最初の頃に女子中学生に塊をボッコボコに蹴られていたので、女子中学生を巻き込めたときには嬉しかった。 こんなことを考えるのが申し訳ないほどピュアでキュートで頭が横に長い王子が、 画面右横でキラキラしたりヒラヒラしたりブクブクしたりしているのが常に表示されているのも、たまらないかわいさである。
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近所に、このあたりでは知らぬ人がいないほどメジャーな抜け道が通っている。 道幅は狭く、車一台が通れる程度である。ところどころ広くなっている部分を見計らって離合をする。 タイミングと強気さがものをいう道なので、「喧嘩道」と呼ばれている。 そんな道なので、歩行者は殆どもう一本ある細い路地を利用する。近くの小学校も登下校にこの道を通らないように指導しているようだ。 しかし自転車は利用する。 自動車にとって抜け道なのと同じように、自転車にとっても最寄り駅への最短ルートなのだ。 踏み切りまであと100メートル、というくらいのところに、道幅のわりにやけに大きい交通標語の看板がかかっている。 「 踏み切りは 自転車降りて 端寄せて さっさと渡る ふざけずに!! 」 怒りすぎである。
弟は、単位のことで悩んでいるらしい。 彼は工学部生なのだが、今履修している授業の中に、 「履修者の半数に不可を出す教授」 がいるらしい。 しかもその科目は必修らしい。 つまりその科目で単位が取れなければ即留年なのだ。 そして弟は昨年この科目の単位を取ることに失敗しているのだ(留年中)。 「しかも俺、その教授に嫌われてるような気がするんだよな・・・ 毎回最前列で講義聴いてるのに・・・」 毎回最前列で講義を聴いているから嫌われているんじゃないだろうか・・・ 「でも大丈夫!」 彼は言う。 「今期はこの授業の単位を取るためだけに、他に5つの授業をとり完璧な時間割を組んだ」 足りない単位はその一科目分だけでは? どうして他に5つも授業をとらなければいけないの? 「他に5つの授業をとることによって・・・学校に体を慣れさせる・・・そうしたら自然に単位が取れる・・・はず」 アンタがアタシの友達だったらアタシは確実にアンタを「不思議ちゃん」って呼んでるよ。
雑誌「CanCam」で連載していた、 「DOUBLE FANTASY(通称「エビちゃんシアター」)」 が、今月号で終了した。 ストーリーのベタさから 「本当のおしゃれさんはあのページは読み飛ばす」 とまで言われていたエビちゃんシアターが。 13ヶ月間の呪縛から、ようやく解放されるわけである。 「DOUBLE FANTASY(通称「エビちゃんシアター」)」は「写真とセリフが奏でる」実写版漫画のようなもので、 人気モデル蛯原友里さん演じる「エビちゃん」が、29歳のお金持ち「清水さん」と元彼「ケン」への気持ちの間で揺れ動く、というストーリーだ。 この主人公「エビちゃん」は、とても可愛くていい子なんだけど、とても決断力がなくてうじうじしている。 決断を迫られるシーンがあると「エビちゃん」のセリフが EBI「・・・・・・」 で埋め尽くされるほどである。 この作品を最終話まで読み通すことは、うじうじ系のバイブル「星の瞳のシルエット」をリアルタイムで読むことに脱落してしまった自分へのリベンジだ、と思って読んできた。 結局エビちゃんはケンとよりを戻して2人は結婚した。(オチ) しかもケンの今カノ・ナオコが身をひくという形で。 少女時代の思い出「星の瞳~」とも決別することができた。ありがとうエビちゃんシアター。 書籍化するらしいよ。
弟から久しぶりにメールが届いた。 件名:なし 本文:「ご迷惑おかけしましたことをお詫び申し上げます」って敬語、あってる? お前、何やらかしたんだ。
以前タカプラの中にあった「ソニプラ鹿児島店」を見失ってしまった。 ちょっといってない間にあの子(タカプラ)は変わってしまった。 今はタカプラの中にあるのはただ、ギャル店! ギャル店! ギャル店! である。 年齢的に怖くて入れないのである。 (同じ理由でカリーノにも入れない。ギャル店に挟まれて、最奥のローリーズファームの音楽まで微妙にギャルチックな音楽になっている。 お前はそんな子じゃないだろう、見捨てないでくれと言ってやりたい。) どなたか「ソニプラ」の消息をご存じの方いらっしゃいましたら教えて下さい。(泣)
夫婦でお出かけ・・・どんな感じであろうか。 わが家はこのような感じである。 旦那にとって嫁の買い物に付き合うのは苦痛でしかない。 嫁が春のサンダルが欲しいというので、一緒に地元のデパートに見に行く。 春の新作が一面に広がる靴売り場は嫁にとっては天国だが、旦那にとっては「こっちに積んである石をあっちに積み直してまたこっちに積む拷問」を言いつけられた方がまだましなほど退屈な世界である。 しかもここのフロアには「婦人靴売り場」を筆頭に「婦人鞄売り場」「化粧品売り場」と、「ほかの売り場を見てやり過ごす」作戦が取れないつくりになっている。 ちなみにうえのフロアは婦人服売り場で、下の売り場はスイーツ売り場である。 ここで旦那は椅子に腰かけながら、嫁が同じような色とデザインの靴をかき集め、店員さんに自分のサイズを持ってきてもらい、片っ端から試着しながらああでもないこうでもないと言っているのを、死んだ魚のような目で見ているのである。 「今履いているその靴は、家に持ってる似たようなサンダルとはどこがどう違うのか」 と聞いてみたいが、聞いたが最後「素材感が」「デザインが」「流行が」と物凄い勢いで反論されるので絶対に聞かない。 それで、嫁が 「これとこれとこれで迷ってるんだけど・・・こっちもう一度履いてみていいですか」 などと店員さんと話しているのを半ば石化したような状態で聞いているのである。 ここまで待っているのに、嫁が「やっぱり買わない」という選択肢を選ぶことがある。旦那にとっては相当な驚きである。もう何十回も履いたり脱いだりを繰り返して、次々と違うデザインのものを店員さんに持ってきてもらっているのにもかかわらず、買わないとは。 何よりこの苦痛な時間をまたいつか繰り返さなければならないのである。 そこで 「最後に履いてた靴よく似合ってたよ」 「値段も手頃だよね」 「あの服にも合いそうだよね」 「今からでも履けるよね」 「今買っとかないとまたサイズなくなっちゃうよ」 あらゆる言質の限りを尽くして、買わせる方向に向かわせるわけである。 嫁が 「そうだよね・・・」 と言いだしたらこっちのものである。 お金を払い終わった嫁が、 「いい買い物できたね」 と笑顔で言うと、ちょろいな、と思う。 一方嫁にとっても旦那の買い物に付き合うのは苦痛でしかない。 旦那が「街に来たついでだから、山のお店に行ってもいい?」というので、一緒に大型アウトドア店に行く。 アウトドア用品が広がる店内は旦那にとって天国だが、嫁にとっては何の意味もない。 この店内には、ゴアテックスの靴やロープ、保温できるマグカップや十徳ナイフ、手のひらサイズにたためる簡易テント、岩のうえで野点ができる茶せんまで売っているのだが、残念ながら嫁が欲しいと思うものは何一つないのだ。 ここで嫁は、店内の商品をそれこそバーコードの数字まで読みとる勢いで一つ一つじっくり見ながら、旦那が新製品を見ては「いいねえ」、値下がりしているセール品を見ては試着をしているのを待ちながら、死んだ魚のような目でぐるぐる、ぐるぐる店内を回っているのだ。 「今旦那が見ているリュックは家にあるリュックとどこがどう違うのか」 と聞いてみたいが、「25リットルサイズのリュックと55リットルサイズのリュックの違いについての講釈」をたれられるのはもうごめんなので絶対に聞かない。 それで、旦那が、 「あの上にあるのを背負わせて下さい」 などと店員さんに言っているのを遠くから見ているわけである。 ここまで待っているのに、旦那が「やっぱり買わない」という選択肢を選ぶことがある。 嫁にとっては驚きだが旦那が選ぼうとしたリュックが「今ひとつ決め手に欠ける」感じであったのは同感なので、何も言えない。 ああ、またここに来るんだな、と思いながら帰路につくのである。
以前、左耳の耳鳴りと聞こえの悪さが気になり耳鼻科で診察してもらったところ、 「低音障害型感音難聴」と診察されたという記事を書いた。 その後も、処方箋通り薬を飲み続けるも、なかなかよくならず・・・といったようなことをちょろっと漏らしたこともあった。 原因不明の難病?に苦しむアタシ風な感じである。 まあ、 治ったわけである。 しかも、徐々に自然治癒したりしたわけではなく、一気に治ったわけである。 ビール飲んだら。 私はもともとお酒は大好きで、できれば毎晩飲んでもいいくらいの気持ちなのだが、毎日薬を服用しているということもあって禁酒をしている。 途中でやっぱり続けられない時期を挟んだりしていたが、ここ8ヶ月ぐらいはちゃんと続いていた。 それが、先日なんとなく「一日ぐらいいいじゃん、一本ぐらいいいじゃん」という気になって飲んでみた。 なんとなく、つか飲みたくて飲みたくてたまらなかったわけである。 すると、なんとなく頭部の血のめぐりがよくなったような気がして、 「あれ、なんか耳のとおり、良くない?」 「あれ、耳鳴り、しなくない?」 あれよあれよという間に、治ってしまったのである。 一時的なものかもと思って用心していたが、今のところぶり返す気配はない。 これってなんだろう。 やっぱり血のめぐりが悪くなっていて、アルコールによってそれが改善されたのだろうか。 なんにせよ、ありがたい話である。 酒は万病の薬である、と思いながら再び禁酒の日々である。
ハナちゃんから郵便が届いた。 ハナちゃんは学生時分からの友人で、過去にロンリークリスマスを共に過ごしたことを私に無許可でネタにされたことがある人だ。  分厚い・・・なんだろう・・・。  これは・・・! きなこもち・・・! 「ブログ見てます」という無言の圧力。 しばらく考えて、ようやく「ぁ、友チョコだ!(バレンタインデーのチョコレートの一種。友達に送るらしい)」ということに気付いた。 めっちゃうれしい。 ホワイトデーに向けて、ネタを仕込もうと思う。 そうそう、届いたのは2月15日だったよ! ロンリークリスマスの過去記事は こちら。 「きなこもち大好き宣言!」は こちら。
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