久しぶりに「SFX MAKER」での写真である。

↑ま、この人のことなんだけど。
何度撮ってみてもフィルムが上手く巻き取れないので、カメラ屋さんに行って、
「このカメラおかしいんですけど」
と言ってみた。
見てもらった結果、
「あー、フィルムを巻き取る棒が動いていないんです。」
「と、言うことは・・・」
「初期不良・・・ですね」
しかしそんなことで引き下がる私ではなく、なんとか
「見てちょ」
「直してちょ」
というオーラを出してみたが、カメラ屋さんには通じなかった。
まあ、ここで買ったわけじゃないしな・・・
そういうわけで、自分で分解して回らない棒を回してみせようという気になったのである。
眼鏡用のドライバーでカメラを分解して、テキトーに勘で30分ぐらいうにゃうにゃやっていたら、奇跡的になんとか回るようになった。
それでいろいろ撮ってみた。

えーと。
海。
普通の海じゃんって思うと思う。
でもこの日、海側(西側)の空は薄曇りだったのである。

→同じ日にデジカメで撮った同じ場所の写真
水平線から下が西側の海で、水平線から上が羊雲をたくさん浮かべていた東側の空である。

これも。
川沿いの道。
道が途切れているところから上はまったく違う場所の町並みである。
右側に太い黒い縦線が入っているので多分JRの車窓から撮ったんだと思う。
でも、こういう説明が必要な写真は衝撃もないし、つまらないと思う。
少なくとも、私の撮りたいものとは違う。
ちょっといいかな、と思っている写真。

バイクに花。

そしてバイクに花。
バイクに花ブーム到来。
てか、いいなと思った写真には何故謎の光が入り込んでいるのだ。
お前はもう、あれだ。工事の人とかケーサツの人が使う業務用の12枚撮りのフィルムしか入れてやらん。
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フィルムを2本、現像に出してきた。
今回は「
ピンホールカメラと闘う4(負け)」のときのカメラ屋さんに持って行ってみた。
出したのは、「SFX MAKER」で撮ったものと、

↑この人。
ピンホールカメラで撮ったもの。

↑この人。
カテゴリを分けているので、「SFX MAKER」の話題になるが、何でか分からないのだがこのカメラ、買ったときからフィルムの巻きがおかしいのである。
私のフィルムの入れ方がおかしいのだろうか。それともトイカメラだからと思って諦めるしかないのだろうか。
今回も(24枚撮りで)12枚目くらいまで恐ろしくギチギチに重く重くしか巻かれなかったのだが、13枚目くらいからいきなり軽やかになった。
「切れた!」
と思った。
それで店員さんに見てもらうと、切れてはいないが、本来巻かれるべきところにフィルムが巻かれずに、空間にたまっていっている状態だということを、苦み走った顔で言われた。
「現像はできると思います」
と言うので、お願いした。
店員さんの健闘虚しく、何も写っていないことが多いこのカメラだけに、不安は高まる。
だから、現像したものを取りに行ったときに、
「こちら、確認して下さい」
と言われ、思わず、
「ぁ、写ってる」
と、とても意外そうに呟いてしまった。
そのとき、店員さんのメガネの奥の目が、キラーンと光ったような気がした。(店員さんは、さっきのフィルムを確認して下さった方とも、前回の「ピンホールカメラと闘う4」に登場する店員さんとも違う方だった)
「写ってない可能性があったんですか!」
カウンターにがぶりよりで若干噛みながら聞いてくる店員さんに、
「はい、おもちゃのカメラで撮ったので・・・」
と答えると、
「LOMOとか?」
と会話を進めてきた。
ここのカメラ屋さん、めっちゃカメラ好きな人ばっかだよ(泣)
「いや、そんな高級なものではなくて、これなんですけど」
本体を取り出すと、そのチープさにまたキラーンとなっていた。
「これはどう写るんですか? なんでレンズとファインダーのカバーが上下に分かれているんですか?」

「おいでよどうぶつの森」のスズキ以上の食いつきぶりに私は撮った写真の中から、分かりやすいものを取りだして見せた。→これ。指写ってるけどな。
「二重露光なんですが、上半分と下半分を別々に撮って一枚の写真にします」
「うはー」
彼は、続けて言った。
「バカですねー」
私はちょっとむっとしたが、彼の顔を見る限り、「バカですねー」は賛辞の言葉であるように感じた。彼は一通り私の写真を見て、
「ヴィレヴァンですか!」
と聞いてきた。
「ヴィレヴァンです」
と力強く答えてみた。
「そっちはなんですか」
もうひとつの袋に目をつけて、聞いてきた。
「こっちはピンホールです」
「ヴィレヴァンですか!?」
「・・・ヴィレヴァンです!」
そのとき、もう私の後ろにお客さんが立っていたので、私は早々に代金を支払い、帰ろうとした。
「自分も、トイカメラ、○○を持ってるんです」
彼はおつりを渡し際、私にはとてもトイカメラとは呼べないような高額なカメラの名前を告げたあと、
店を出ようとする自分に、
「また変なカメラがあったら持ってきて下さいね!」
と言ってくれた。
・・・変なカメラ・・・まあいいか
ところで今回撮れた写真。

なぜか上半身がバーニング

平凡で面白みがないようで・・・なんかおかしい・・・
そう思ってよく見たら、3回シャッターを切っている。
下:緑の地面
上:葉ボタン&ブーゲンビレア
葉ボタンの色とブーゲンビレアの色が似ていたので、最初全然気付かなかった。

空と木。
めっちゃ指写ってる。
あと、木の向きを逆にして展開図のようにしたかったのに、全然間違っている。
でも、空の色がこんな感じのグラデーションになるのはこのカメラならではのような気がする。
とりあえず、フィルムを正しく入れられるようになりたい。(新年の目標)
公園でのんびり写真を撮ろうと思って外出していたら、途中でピンホールカメラのフィルムが終わった感じがした。
ピンホールは終わりかぁ、と思いながらSFX MAKERを使っていたら、こちらもフィルム切れ。
ちょうど同じころにフィルムを入れたから、そうなのかなと思っていた。
そしてデジカメを取り出そうとしたら、こちらもまさかの電池切れ。
公園で昼食を食べていたら、昼休みだった姉から(いつもどおりの)テンションの高いメールが届いたので、返信しようとしていたら、何とケータイも充電切れになってしまった。
偶然にも、替えのフィルムも、電池も持ち合わせていなかった。
カメラを一台も持ち歩かない生活・・・
何か変な感じ。
そんなわけで、公園の近くのカメラ屋にフィルムを現像に出しに行った。
SFX MAKERは初めての現像である。どのくらい撮れているのか。どのくらい撮れていないのか。緊張する。
公園で現像を待ちながら、最近マイブームのスケボーの練習をする。
乗れない。
前回転んだときに、頭を打った衝撃で帽子が脱げたうえに更にもう一回頭(無防備)をアスファルトにぶつけるという悲劇に見舞われたので、とても慎重に滑る。
何も考えなくていい。
SFX MAKERは4枚しか撮れていなかった。
ピンホールのぼんやりした感じに慣れていたので、あまりにクリアな映り具合にちょっとぎょっとする。
(※ピンホールがぼんやりと写るカメラなのではなく、私の技術的な問題である。)


現像されてきたのを見て(4枚だけど)、やってみたいなあと思うことが増えてきた。
楽しみである。
えっとねえ・・・
やっちゃった!
正確に言うと、

買っちゃった!
「眼帯セット」!!
・・・違うよね。
「
SFX MAKER」!!
一枚の写真の上下で全く違う風景が撮れるトイカメラ!
先日のカメラ師匠の言葉を信じてキャパルボの「ヴィレッジヴァンガード」に行ってみたら、入り口入った瞬間にあったよ!
さすが雑誌掲載商品!
入り口付近にフィルムカメラが熱いぜみたいなコーナーがあって、もちろん主流はホルガなんだけど、(ポラロイドも熱さを感じてきた)はじっこの方に積み上げてあった。
税込み2940えん。
(師匠、マージンは届きましたか?)えーと、フィルムカメラには手を出さないって言ってたじゃない?
でもね、フィルムって、一本買いすることってあんまり無いじゃない?(個人の価値観の押しつけ)
安いときに大量買いするじゃない?
だったら、カメラは何台あってもいいんじゃない?
とね。
むなしいね。
いいわけをね。
壁に向かってしてるわけなの。
裏面に、めっちゃいいことが書いてあるの。
「SFX MAKERで写真を撮るのに必要なことは、
試すこと、失敗すること、
創造すること、そして経験です。
今まで”よい写真”を撮るため
考えてきた事は全て忘れて下さい。
これは楽しむ為の、
そしてアートのためのカメラです。」
でも、今使っているピンホールカメラを改造する予定なので、これはしばらくパケ楽しみ用。
あー、カメラが3台とその他諸々が入るバッグを買わなくちゃ!(結局散財してる)
欲しいカメラがある。
トイカメラである。
何かのカメラ雑誌に紹介されていて、一目惚れしてしまった。
残念なことにフィルムカメラである。(私はフィルムカメラ界には深く入り込まないようにと深く自分を戒めている。フィルムカメラは金食い虫だから。)
ピンホールカメラが欲しかったときに相談した、カメラ師匠に今回も相談してみる。
(ピンホールカメラ購入時の記事は
こちら)
「一枚の写真の上下を別々に撮れて、合成写真みたいになるカメラなんだけど・・・」
ということを10倍ぐらい下手くそに説明してみた。
最初は何のことやら分からなかった様子のカメラ師匠だが、次第にピンときたらしく、
「あー、あの黄色いやつね!」
と言った。
「いや、色は覚えてないす。名前にSFXっていう単語が入ってたような気がする・・・」
ちなみに家に帰って調べてみたらこれ↓だった。
SFX Maker確かに色は黄色。そして名前にSFXと言う単語が入っている。三人寄れば文殊の知恵。惜しかったな。
「確かだいぶ前にキャパルボのヴィレッジヴァンガードにあったよ」
またキャパルボのヴィレヴァンか!(ピンホールカメラもヴィレヴァンで買いました)
ほんとに何のつながりもないデスカ?しかし在りどころを知ってしまった今、この物欲と戦えるかどうか非常に不安である。
旦那に相談してみた。
「もうフィルムカメラはやめたら? アンタ、カメラスゲー下手じゃん」
そう? そう思う? やっぱり。
「そいで、デジタル一眼レフ買えばいいじゃん! そしたら新しいレンズとか共有できるじゃん!」
(旦那はデジタル一眼レフカメラユーザーです。私はコンパクトデジカメ)
いや、一眼レフには今のところ興味はないので結構です・・・
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